生態システム生命科学専攻 : 進化生態科学講座

植物生態 分野

特色・実績

 植物を主な対象として進化生態学・繁殖生態学・群集生態学・生態系生態学を研究しています。生態学的現象を支える生理学的メカニズム、進化生態学的意義から生態系機能およびサービスの評価まで幅広く研究しています。近年は地球環境変化に対する植物や生態系の応答が大きなテーマの一つです。

教員紹介

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教授 中静 透

 森林生態系における生物多様性維持機構熱帯林や温帯林において、生物多様性が維持されるしくみ、減少してゆく原因、減少することで失われる生態系サービスなどについて、いろいろな分野の研究者と共同で研究しています。植物生態や動植物相互作用など生態学的なメカニズムだけでなく、気候変動を含む人間活動の影響や社会経済的要因などにも関心を広げつつあります。最近の研究テーマは以下のとおりです。

・自然撹乱と森林の動態

・樹木の生活史と共存メカニズム

・熱帯林の林冠プロセス

・森林の持続的利用と生物多様性

・気候変動が生態系に与える影響と適応策

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准教授 酒井 聡樹

植物の繁殖戦略の進化
 植物の生態的性質がなぜ進化したのか、その究極要因を探ることが目的です。その性質を持つことが、生存や繁殖において有利 であったという視点から、その性質が進化した理由を見出そうとしています。研究手法は、野外調査・理論的解析が中心です。私自身および研究室の学生の最近 の研究テーマは以下の通りです。
・種子生産における、種子の大きさと数のトレードオフの形の解析
・植物における進化的に安定な性投資
・マルハナバチの訪花行動の解析
・花序内における性投資の変異
・異型花柱性から雌雄異株性への進化
・花の形の進化
・雄性先熟植物における、集団の性比に依存した性投資
・ヤマユリにおける花の香りの適応的意義
・フキの性表現の多様性の解析
・装飾花の適応的意義
・花や種子への食害が、植物の繁殖投資に及ぼす影響
・花序を付ける植物における蜜分泌戦略

饗庭先生 写真HP用
助教 饗庭 正寛

生物多様性、生態系機能・サービス

前年度学位論文題目一覧

修士

  • ナラ枯れが森林の食物網に与える影響 ―スズメバチの組成と食性解析から―
  • 統計資料から解析する、作物収量に周辺土地利用が及ぼす影響

博士

  • Projection of local extinction probabilities of tree species in relation to landscape
    management scenarios. (景観管理シナリオを用いた樹木種の地域絶滅確率予測 )

植物生態分野院生による研究室紹介

名前

安藤 美咲 

学年

M2 

出身大学・学部

東北大学 理学部

研究テーマ

距を複数持つ植物の蜜分泌パターンとポリネーターの訪花行動

自分が見る研究室の特色

 とにかく仲がいいです。あだ名で呼び合ったり、夕食をみんなで作って食べたりと、とてもアットホームな雰囲気です。しかし一番の特色は、みなさんとても個性的だということ!登山家、音楽家、料理人etc.なんでも揃っています。変わった人ばかりですが、そのおかげで毎日退屈しません。



Twitter @TohokuU_Lifesci