生態システム生命科学専攻 : 進化生態科学講座

群集生態 分野

3-22urabe
占部 城太郎
キャンパス 青葉山 キャンパス
専攻分野 マクロ生態学分野
連絡先 022-795-6681
E-mail urabeatmail.tains.tohoku.ac.jp
ホームページ http://tohokuecology.jp/urabe/JUrabe_lab.html
Google scholar
https://scholar.google.com/citations?user=Y4rGJ1kAAAAJ&hl=en

ResearcherID:A-6256-2012
http://www.researcherid.com <http://www.researcherid.com/rid/A-6256-2012>

ORCID
http://orcid.org/0000-0001-5111-687X

平成15年に東北大学に着任しました。動物プランクトンの生活史からはじまって、群集、生態系、人間環境へと興味は広がるばかりです。どのような自然でも、その背後にある「なぜ」にこだわると、だから生態学は「面白い」が見えてきます。研究のモットーは「真剣に楽しく!」。

経歴
1982年 東京水産大学水産学部資源増殖学科卒業
1987年 東京都立大学理学研究科博士課程(単位取得退学)
1988年 理学博士 (東京都立大学)
1987年 千葉県立中央博物館 学芸研究員
1993年 東京都立大学理学部生物学教室 助手
1994年 ミネソタ大学生態進化行動学教室 客員研究員
1995年 京都大学生態学研究センター 助教授
2003年 東北大学生命科学研究科 教授
著書・論文
  1. Anderson,T. R.,D. O. Hessen, J. J. Elser, and J. Urabe (2005) Metabolic Stoichiometry and the Fate of Excess Carbon and Nutrients in Consumers. Am. Nat., 165: 1-15.
  2. Urabe, J., J. Togari and J. J. Elser (2003) Stoichiometric impacts of increased carbon dioxide on a planktonic herbivore. Global Change Biology, 9:818-825.
  3. Urabe, J., M. Kyle, W. Makino, T. Yoshida, T. Andersen, and J. J. Eser (2002). Reduced light increases herbivore production due to stoichiometric effets of light: nutrient balance. Ecology, 83: 619-627.
  4. Elser, J., and Urabe, J. (1999). The stoichiometry of consumer-driven nutrient recycling: theory, observation, and consequences. Ecology, 80: 735-751.
  5. Urabe, J., and R. W. Sterner (1996) Regulation of herbivore growth by the balance of light and nutrients. Proc. Natal. Acad. Sci. USA, 93: 8465-8469.
所属学会 日本生態学会 、日本陸水学会、American Society of Limnology and Oceanography、Ecological Society of America など
担当講義 学部:動物生態学、生命科学C、生態学実習、動物生態学実習、大学院:群集生態学特論

最近の研究について

 私達の研究室では、生物の種間相互作用の詳細を調べるだけでなく、環境変化によって相互作用がいかに変質し、食物網構造や物質循環へどのような波及効果を 及ぼすかを明らかにする研究を進めています。生態系は種々の生物(役者)と物理化学環境(舞台装置)の共進化であるとすれば、生態系の応答予測を行うため には生物の生きる論理(適応度)とエネルギーや物質的制約(化学量)についての理解が不可欠です。このような視点から湖沼の生物群集を中心に研究を行い、 光や二酸化炭素・栄養塩の供給バランスによって、普段は競争関係にある植食者の共存が促進されたり、食物網構造が変化したりすることを明らかにしてきまし た。生物の相互作用と物質的制約を明らかにすることで、生物群集の成立機構を解明し、環境変化に対する生態系の応答予測を行うことが、研究の主たるねらい です。

メッセージ

 人間活動に伴う地球規模での環境変化が危惧されている現在、多様な生物からなる生態系の保全が未来可能性のための重要な課題です。この課題を解決するに は、私達をとりまく生態系と生物群集の仕組みを理解せねばなりません。複雑で錯綜する生物群集を解き明かすためには、自然に対する「なぜ」という強い好奇 心と、その疑問を様々な視点から解き明かしていく探求心が不可欠です学生諸君と共に論文を小脇に抱え、山を歩き、湖を渡りながら、新たな「なぜ」とそれを 解決する「切り口」を発見し、私達の未来可能性を追求して行きたいと考えています。

Twitter @TohokuU_Lifesci