生命機能科学専攻 : 脳機能解析構築学講座

脳機能解析 分野

2-13yao
八尾 寛
キャンパス 片平 キャンパス
専攻分野 脳機能解析
連絡先 022-217-6208
E-mail yawo-hiromuatm.tohoku.ac.jp
ホームページ http://neuro.med.tohoku.ac.jp

ResearcherID: I-4871-2015
http://www.researcherid.com <http://www.researcherid.com/rid/I-4871-2015>

ゴキブリ神経の研究で学位取得いらい、マウス、ラット、ニワトリ、クラミドモナスなどさまざまな生物を扱ってきた.生物屋の熱い血が流れるドクター ・チャレンジャー.

経歴

1977年 京都大学医学部卒
1981年 同医学研究科終了(医学博士)、日本学術振興会奨励研究員、京都大学助手、講師を経て、1995年より東北大学教授。

著書・論文
  1. チャネルロドプシン-オプトジェネティクスへの招待-、杉山友香、王紅霞、石塚 徹、八尾 寛、現代化学 459(6) (2009) 30-36.
  2. 「最新パッチクランプ実験技術法」(共著,2011)
    光電変換タンパク質チャネルロドプシンの動作メカニズム、八尾 寛,谷本早希,石塚徹,高橋哲郎、生物物理 52 (2012) 226-229.
  3. 「オプトジェネティクスの未来展望」(共著、2013)
    オプトジェネティクスによる神経細胞光操作、酒井誠一郎,八尾 寛、生体の科学 64(1) (2013) 52-58.
  4. Yawo H, Asano T, Sakai S, Ishizuka T (2013) Optogenetic manipulation of neural and non-neural functions. Dev Growth Differ 55(4):474-490. (DOI: 10.1111/dgd.12053)
  5. 光遺伝学に有用なツール開発:分子,遺伝子導入,光照射の実際、八尾 寛,江川遼、細胞工学 33 (3) (2014).
所属学会

日本生理学会、日本神経科学学会、北米神経科学学会

担当講義

医学部 「医学基礎生物学(分担)」,大学院 「神経情報 ・生理学特論」

最近の研究について

 緑藻類の1種のクラミドモナスの光受容チャネル(チャネルロドプシン)を神経細胞に発現させることにより、神経細胞の活動を光で制御できる技術を世界に先駆けて開発した(特願2005-34529:2005年2月10日出願)。チャネルロドプシンの構造-機能連関を研究し、膜発現、吸収波長、チャネル特性などを制御している構造を解明した(J Biol Chem 2009; Photochem Photobiol Sci, 2009; PLoS ONE, 2010; Neurosci Res, 2012)。光を皮膚で触覚として受容できるトランスジェニックラットを創出した(PLoS ONE, 2009; 2012)。エレクトロポーレーション法を発展させ、さまざまな遺伝子産物の組合せを、ニワトリ胚のカリックスシナプス前終末に発現させる手法を確立した(PLoS ONE, 2013)。

メッセージ

 私たちは、発達期や成体において、神経細胞のネットワークが「環境」や「経験」により変化するメカニズムを分子のレベルで解明したいと考えています.また,光を皮膚で触覚として受容できるトランスジェニックラットを用いて、触覚パターンの脳内表現の解明に取り組んでいます。これら基礎研究の成果を応用することで,光を使って脳と直接情報をやり取りするブレイン・マシン・インターフェース(BMI)技術が生まれることでしょう.この未知と刺激に満ちた世界にチャレンジしませんか?

Twitter @TohokuU_Lifesci