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<title>東北大学 大学院生命科学研究科</title>
<subtitle>東北大学 大学院生命科学研究科からのお知らせを掲載しています。</subtitle>
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<updated></updated>
<id>https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/</id>
<author>
	<name>東北大学 大学院生命科学研究科</name>
</author>

	<entry>
	<title>脳神経システム分野　事務補佐員　募集</title>
	<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/" />
	<updated>2026-10-07T16:00:00+09:00</updated>
	<summary>

当研究室では、研究・教育活動に関するさまざまな事務業務を一緒に支えてくださるスタッフを募集しています。
短時間勤務からフルタイム勤務まで、ご相談に応じます。ご応募をお待ちいたしております。


&amp;nbsp;

機関名：国立大学法人東北大学 大学院生命科学研究科 脳神経システム分野

&amp;nbsp;

職種：事務補佐員（時間雇用職員/准職員）

&amp;nbsp;

募集人数：若干名 ※増員

&amp;nbsp;


採用予定月日：応相談

&amp;nbsp;

雇用期間：採用日～2027年３月31日まで
※雇用期間は一事業年度毎となります。勤務成績・予算状況等により最大で５年まで更新される場合があります。

&amp;nbsp;

業務内容：研究室事務業務・プロジェクト関連業務

&amp;nbsp;

勤務日・時間数：

短時間勤務からフルタイムまで、勤務時間・日数は応相談
※業務上の必要がある場合には、所定労働時間外の勤務をお願いする場合があります。

&amp;nbsp;

勤務場所：

仙台市青葉区片平２－１－１ 東北大学片平キャンパス
大学院生命科学研究科 脳神経システム分野

&amp;nbsp;

応募資格：

・教員・学生及び関係者と円滑にコミュニケーションを図り、協調して業務に取り組める方
・基本的なPC操作をスムーズに行える方（Word、Excel、電子メール等）

&amp;nbsp;

待遇：

【身分】国立大学法人東北大学 時間雇用職員または准職員
【給与】本学規程に基づき、学歴・勤務経験年数に応じて決定
時間雇用職員の場合︓時給 1,259 円～1,556 円
准職員（フルタイム）の場合︓日給9,759円～12,062円
【手当】通勤手当、超過勤務手当
【休日】土曜・日曜・祝日、年末年始（12/29～1/3）
【休暇】年次有給休暇（勤務日に応じて採用後６か月経過後付与）、その他特別休暇等あり（大学規定による）
【労働保険】労災保険・雇用保険 ※雇用保険は勤務時間数に応じて加入
【社会保険等】文部科学省共済組合・厚生年金保険 ※勤務時間数に応じて加入
【通勤方法】マイカー通勤可（駐車場使用料 1,000 円／月）

&amp;nbsp;

応募書類：

・履歴書（所定様式）写真貼付
※以下から本学様式をダウンロードして作成ください
https://c.bureau.tohoku.ac.jp/jinji-top/external/resume_cv/
・職務経歴書（任意様式）
※勤務日・時間数など、ご希望をお書き添えのうえご応募ください。

&amp;nbsp;

選考方法：

第一次選考 書類選考 第二次選考 面接
書類選考後、面接の必要な方にメールでご連絡いたします。

&amp;nbsp;

応募書類の提出：

メールまたは郵送により応募書類をお送りください。
［郵送先］〒980-8577 仙台市青葉区片平２－１－１
東北大学大学院生命科学研究科 脳神経システム分野 中村/岩間
［E-mail］office[at]jizai2050.org ※[at]を@に変えてください
※郵送の際は、「事務補佐員 応募書類在中」と朱書きしてください。
※メールの場合は、タイトルを「事務補佐員応募」としてください。

&amp;nbsp;

応募締切：適任者が決まり次第終了予定

&amp;nbsp;

その他：

・原則として応募書類は返却いたしませんのでご了承願います。なお、応募書類は採用選考のみに使用し、使用後は適切に処分させていただきます。
・面接のための交通費は自己負担とさせていただきます。
・ご不明点等については、お気軽にお問合せください。

&amp;nbsp;

お問い合わせ先：

東北大学大学院生命科学研究科 脳神経システム分野
担当︓中村/岩間
E-mail: office[at]jizai2050.org ※[at]を@に変えてください
TEL 022-217-5046、5052

&amp;nbsp;


&amp;nbsp;

なお、9/4掲載の求人につきましても、引き続き募集しております︕
https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/date/offer/detail---id-47432.html

</summary>
	<id>https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/</id>
</entry>	<entry>
	<title>Workshop for Biosphere Well-being: An Exploration of Joint Education and Researchを開催しました。</title>
	<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/" />
	<updated>2026-10-06T09:00:00+09:00</updated>
	<summary>2026年9月29日～30日にWorkshop for Biosphere Well-being: An Exploration of Joint Education and Researchを本研究科とOISTと共同で開催しました。

&amp;nbsp;


ワークショップはBiosphere Well-beingをテーマとして、今後の本研究科とOIST間での共同研究の発展を目的として実施されました。東北大学は、OISTが2023年度に採択された日本学術振興会 地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS) 「【ＯＩＳＴ－ｎｅＸｕｓ戦略】国際卓越性追求、破壊的イノベーション創出、沖縄振興、ゲートウェイ機能強化」の参画機関となっています。

&amp;nbsp;


本研究科から、神経科学研究、生態学研究、植物科学研究について紹介しました。OISTからの講演に加え、国立台湾大学、Academia Sinica、モナシュ大学マレーシア校からのゲスト講演も実施され、今後の国際共同研究の拡大が期待できるワークショップとなりました。

&amp;nbsp;

Workshop for Biosphere Well-being（チラシ）

&amp;nbsp;
&amp;nbsp;



&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

</summary>
	<id>https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/</id>
</entry>	<entry>
	<title>ハイブリッド霊長類言語学【第２回】PNHL (Primate–Neuroscience–Human Language) Online Seminar</title>
	<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/" />
	<updated>2026-09-29T09:00:00+09:00</updated>
	<summary>【タイトル】
熱帯性タコ類に見る寛容性：ソデフリダコに着目して
&amp;nbsp;
【概要】
近年、単独性と考えられてきたタコ類の中に、同種他個体への寛容性が高い種がいる可能性が示唆されており、その一種として熱帯性のソデフリダコが注目されます。
本発表では、ソデフリダコの社会的寛容性の実態について、室内実験と野外調査の結果分かってきたことを紹介し、それを生み出した要因について議論します。

&amp;nbsp;

【日時】
2026年10月15日（木）16 :00～17:00
&amp;nbsp;
【講師】
博多屋 汐美 先生
（琉球大学・日本学術振興会特別研究員PD）
&amp;nbsp;
【開催形式】
オンライン （Zoom配信）
&amp;nbsp;
【開催言語】
日本語
&amp;nbsp;
【参加の登録】
https://forms.gle/VsmW2eqw2PFKfxro9
&amp;nbsp;
ポスターはこちら

ハイブリッド霊長類言語学【第２回】Online Seminar

&amp;nbsp;

【関連リンク】

ハイブリッド霊長類言語学：オンライン勉強会 (第2回) を開催します！

&amp;nbsp;


【お問合せ先】
学術変革領域（B）「ハイブリッド霊長類言語学」事務局
primaling2026(at)gmail.com
</summary>
	<id>https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/</id>
</entry>	<entry>
	<title>サルの脳の「浅い層」から深部へつながる神経回路を発見 ―うつ病に関わる脳領域が構成する神経回路の解明へ―</title>
	<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/" />
	<updated>2026-09-25T11:00:00+09:00</updated>
	<summary>

【発表のポイント】


	ウイルスベクター（注１）を用いた神経トレーシングによって、サルの前部帯状皮質（注２）の各小領域から扁桃体（注３）へ情報を送る神経回路の詳細を可視化しました。
	前部帯状皮質の小領域ごとに扁桃体の各領域とのつながり方が異なり、さらに前部帯状皮質の膝前部では、扁桃体へ情報を送る神経細胞が深層よりも浅層に多く存在するという特徴的な構成が見つかりました（注４）。
	前部帯状皮質の機能異常はうつ病との関連が報告されており、本成果は、うつ病の病態解明や将来の治療標的の検討につながります。


&amp;nbsp;

【概要】


&amp;nbsp; &amp;nbsp;気分や感情の調節には、前部帯状皮質と扁桃体の機能的な連携が重要ですが、その基礎となる神経回路の詳しい構成は分かっていませんでした。
&amp;nbsp; &amp;nbsp;東北大学大学院生命科学研究科の木村慧助教、筒井健一郎教授らのグループは、ウイルスベクターを用いてサルの脳内の神経回路を調べ、前部帯状皮質の小領域ごとに扁桃体の各領域とのつながり方が異なることを明らかにしました。さらに、前部帯状皮質の膝前部から扁桃体基底核に情報を送る経路では、神経細胞が深層よりも浅層に多く存在していました。脳深部への投射は一般に大脳皮質の深層に多く存在するため、この特徴的な構成は特有の機能を担う可能性があります。本成果は、気分や感情を支える脳の仕組みの理解を深め、うつ病の病態解明や将来の治療標的の検討につながることが期待されます。
&amp;nbsp; &amp;nbsp;本成果は2026年9月16日付で学術誌The Journal of Neuroscienceに掲載され、同誌の注目論文紹介This Week in the Journalに選出されました。

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;



図1. サルの脳における前部帯状皮質と扁桃体の位置を模式的に示しています。前部帯状皮質は大脳の内側面で脳梁を取り囲むように位置し、機能的に膝前部、膝下部、背側部の3つの小領域に分けられます。扁桃体は側頭葉の内側の深部に位置しています。本研究では特に前部帯状皮質の小領域から扁桃体の基底核と副基底核への神経投射を解析しました。
&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

【用語説明】
注1. ウイルスベクター
神経細胞に感染するウイルス（アデノ随伴ウイルスなど）が細胞内に遺伝子を運ぶ性質を利用した研究用ツール。ウイルスが増殖するために必要な遺伝子を取り除き、代わりに蛍光タンパク質などの別の遺伝子を組み込んでいる。脳内に注入することで、特定の脳領域とつながる神経経路を蛍光色素で可視化できる。

&amp;nbsp;


注2. 前部帯状皮質
大脳の内側面にあり、脳梁の前方から上方を取り囲むように位置する皮質領域。情動や痛覚、認知機能に関わると考えられている。機能的には、膝前部（pregenual ACC）、膝下部（subgenual ACC）、背側部（dorsal ACC）の3つの領域に分けられ（図１）、それぞれ異なる役割を担うと考えられている。

&amp;nbsp;


注3. 扁桃体
大脳の側頭葉内側部の深部に位置する、複数の神経核から構成される脳領域。外界や体内から入る情報の重要性を評価し、恐怖や不安などに関わる情動反応や身体反応、記憶の形成に関与している。本研究では、扁桃体を構成する神経核のうち基底核と副基底核に注目した（図１）。

&amp;nbsp;


注4. 浅層・深層
大脳皮質は神経細胞の形や並び方が異なる複数の層から構成されている。本研究では、脳の表面に近い側に存在する第II・III層を浅層、白質に近い第V・VI層を深層として分類した。一般に、大脳皮質から扁桃体のような脳深部へ情報を送る神経細胞は深層に多いことが知られている。

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;


【論文情報】
タイトル：Anterior cingulate cortex projections to the amygdala in primates: topographic and layer-specific organization underlying emotion and mood regulation
著者：木村 慧&amp;dagger;、曽我 ゆふき&amp;dagger;、吉野 倫太郎&amp;dagger;、Andi Zheng、野々村 聡、Gaoge Yan、田辺 創思、中村 晋也、大原 慎也、井上 謙一、高田 昌彦*、筒井 健一郎*
&amp;dagger;共同筆頭著者
*責任著者：東北大学大学院生命科学研究科 教授 筒井健一郎、東北大学大学院生命科学研究科 客員教授 兼 大阪大学 大学院医学系研究科・医学部 招聘教授 高田 昌彦
掲載誌：The Journal of Neuroscience
DOI：10.1523/JNEUROSCI.0671-26.2026
URL：https://www.jneurosci.org/content/46/37/e0671262026

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

詳細（プレスリリース本文）

&amp;nbsp;

関連リンク

東北大学

東北大学 大学院理学研究科

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

【問い合わせ先】
（研究に関すること）
東北大学大学院生命科学研究科
教授 　筒井健一郎
TEL: 022-217-5052
Email: tsutsui(at)tohoku.ac.jp

&amp;nbsp;


（報道に関すること）
東北大学大学院生命科学研究科広報室
高橋さやか
TEL: 022-217-6193
Email: lifsci-pr(at)grp.tohoku.ac.jp

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

</summary>
	<id>https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/</id>
</entry>	<entry>
	<title>乾湿繰り返しによる土壌CO2放出増大の原因を解明 ―金属と有機物の結合が鍵、気候変動下の炭素循環予測の精緻化へ―</title>
	<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/" />
	<updated>2026-09-11T11:00:00+09:00</updated>
	<summary>【発表のポイント】


	乾湿繰り返しが土壌CO2放出に及ぼす影響を北海道の表層土壌と埋没腐植層で検証
	特に埋没腐植層で、乾湿繰り返しによるCO2放出増大が微生物バイオマス注１量を凌駕
	重要な土壌炭素安定化機構である活性金属―有機物錯体成分注2の破壊が土壌CO2放出の増大にも寄与する可能性



【概要】

　地球全体で土壌の有機炭素注3の微生物分解により放出される二酸化炭素（CO2）の量は人為的CO2排出量の約5倍に相当しているため、気候変動が土壌のCO2放出動態に及ぼす影響を明らかにすることが重要です。
　新潟大学農学部の永野博彦助教と同大学大学院自然科学研究科博士後期課程の鈴木優里さん（大学院生）の他、九州大学、岡山大学、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所、東北大学大学院生命科学研究科の梶野浩史助教、彦坂幸毅教授、アジア大気汚染研究センター、北海道大学などの研究者で構成される研究グループは、北海道の森林で採取した表層土壌と埋没腐植層（過去の火山灰堆積により下層へ埋没した過去の表層土壌）を対象に室内培養実験を行いました。その結果、気候変動下での豪雨や干ばつといった極端気象の頻発化で危惧されるこれまでに経験のない土壌の極度の乾燥と湿潤の繰り返し（乾湿繰り返し）により、CO2放出量が大きく増大することが示されました。特に埋没腐植層では、CO2放出増大量が微生物バイオマス量よりも遥かに大きく、土壌炭素の安定化に寄与すると従来考えられてきた活性金属―有機物錯体成分の分解が促進される可能性が示されました。本成果は、本研究グループによる2025年の先行研究注4を支持するものであり、大きな不確実性が残されたままになっている気候変動下の炭素循環予測、さらには地球環境変化の将来予測の精緻化に貢献することが期待されます。

&amp;nbsp;



図1. 本研究で提示された乾湿繰り返しによる土壌のCO2放出増大メカニズム

&amp;nbsp;

【用語解説】


　（注1）微生物バイオマス
土壌中に微生物として存在している有機物の量であり、土壌の全有機炭素量の1％程度である一方、植物が利用可能な栄養成分の供給源でもあり、農業生産環境のうち特に土壌肥沃度の重要指標の一つとして古くから研究されてきました。

&amp;nbsp;

（注2）活性金属―有機物錯体成分
土壌に存在する活性金属―有機物錯体成分は、反応活性の高いアルミニウムや鉄と結合した土壌有機物を主体とする土壌成分であり、ピロリン酸ナトリウム溶液によって抽出可能な成分として定義されています。日本に広く分布する火山灰性土壌（黒ボク土）中において、有機炭素が高濃度で長期間安定的に蓄積されている主要因の一つと考えられています。

&amp;nbsp;

（注3）有機炭素
全球において土壌中に存在する有機炭素の量は植物体存在量の3～4倍、大気存在量の2～3倍に達しており、陸域で最大の炭素プールとなっています。

&amp;nbsp;

（注4）2025年の先行研究
Suzuki, Y., Hiradate, S., Koarashi, J., Atarashi-Andoh, M., Yomogida, T., Kanda, Y., &amp;amp; Nagano, H. (2025). Comprehensive increase in CO2 release by drying&amp;ndash;rewetting cycles among Japanese forests and pastureland soils and exploring predictors of increasing magnitude. SOIL, 11(1), 35&amp;ndash;49. https://doi.org/10.5194/soil-11-35-2025
国内で採取した10土壌を対象に土壌培養実験を実施し、乾湿繰り返しに伴うCO2放出増大がいずれの土壌においても発生することを示しました。また、土壌中の活性金属と有機物で形成された錯体成分の存在量が多い土壌ほど、乾湿繰り返しによるCO2放出の増大率が大きいことも見出しました。
（2025年1月21日,新潟大学プレスリリース「乾燥と湿潤の繰り返しが土壌のCO2放出を増大させることを解明」　https://www.niigata-u.ac.jp/news/2025/771922/）
&amp;nbsp;


&amp;nbsp;

詳細（プレスリリース本文）

&amp;nbsp;

関連リンク

新潟大学

岡山大学

森林総合研究所

東北大学

北海道大学

東北大学 大学院理学研究科

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

【論文情報】


タイトル：An evaluation on contribution of organo&amp;ndash;metal complexes to enhanced soil CO₂ release during drying&amp;ndash;rewetting cycles using buried humic horizon soils
著者：Yuri Suzuki, Syuntaro Hiradate, Jun Koarashi, Mariko Atarashi-Andoh, Kazuki Suzuki, Masataka Nakayama, Yukiko Abe, Kouki Hikosaka, Hirofumi Kajino, Hiroyuki Sase, Rieko Urakawa, Hirohiko Nagano
DOI:&amp;nbsp;https://doi.org/10.1186/s40645-026-00843-6

URL:&amp;nbsp;https://link.springer.com/article/10.1186/s40645-026-00843-6


&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

【お問い合わせ先】

（広報に関すること）
東北大学 大学院生命科学研究科広報室
TEL: 022-217-6193
Email: lifsci-pr(at)grp.tohoku.ac.jp

&amp;nbsp;



&amp;nbsp;

&amp;nbsp;
</summary>
	<id>https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/</id>
</entry>	<entry>
	<title>日本動物学会にて感謝状を授与されました</title>
	<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/" />
	<updated>2026-09-08T14:00:00+09:00</updated>
	<summary>&amp;nbsp; &amp;nbsp; 浅虫海洋生物学教育研究センター（総合技術部生物・生命科学群）の阿部広和技術専門職員が、この度9月3～5日に札幌で開催された日本動物学会第97回年次大会において感謝状を授与されました。
　阿部広和氏はこれまで20年に及ぶ長き期間にわたって浅虫海洋生物学教育研究センターにおいて、国内外の海洋生物学・動物学研究者の研究活動への協力・支援（各研究者が使う生物試料の提供や研究補助、実習船を使用しての採集・調査協力、実験動物の飼育法の開発補助、環境DNAサンプル提供、陸奥湾の定期海洋観測調査など）、国内外の学生や地域の人々への教育・啓蒙活動への協力・支援、および、他大学などの研究機関に加え、高校や、中学校などの教育機関への生物材料提供などを通して、近年の動物科学の発展に多大な貢献をされてきました。このような阿部広和氏のこれまでの献身と努力に対して日本動物学会が感謝の意を表しました。

&amp;nbsp;



感謝状贈呈の様子

&amp;nbsp;


&amp;nbsp;
</summary>
	<id>https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/</id>
</entry>	<entry>
	<title>脳神経システム分野　事務補佐員　募集</title>
	<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/" />
	<updated>2026-09-04T16:00:00+09:00</updated>
	<summary>機関名：国立大学法人東北大学 大学院生命科学研究科 脳神経システム分野

&amp;nbsp;

職種：事務補佐員（時間雇用職員）

&amp;nbsp;

募集人数：若干名

&amp;nbsp;

採用予定月日：2026年9月～　※勤務開始日は応相談

&amp;nbsp;

雇用期間：採用日～2027年３月31日まで
※雇用期間は一事業年度毎となります。勤務成績・予算状況等により最大で５年まで更新される場合があります。

&amp;nbsp;

業務内容：研究室事務業務・プロジェクト関連業務

&amp;nbsp;

勤務日・時間数：

土曜日を含む週3・４日程度 ※業務の都合上、土曜日は必須となります
※平日4～5時間程度 ※曜日・時間数は相談に応じます
※土曜日 8:45-14:15の5時間（休憩30分）
※業務上の必要がある場合には、所定勤務時間外に勤務をお願いすることがあります

&amp;nbsp;

勤務場所：

仙台市青葉区片平２－１－１ 東北大学片平キャンパス
大学院生命科学研究科 脳神経システム分野

&amp;nbsp;

応募資格：

・基本的なPC操作がスムーズに行える方︓Word・Excel、Googleスプレッドシート・Googleフォーム等のオンラインツールを使用したデータ処理、メール送受信やフォルダ・ファイル管理など
・人と接することが好きで、丁寧かつ円滑なコミュニケーションが取れる方

&amp;nbsp;

待遇：

【身分】国立大学法人東北大学 時間雇用職員
【給与】国立大学法人東北大学時間雇用職員就業規則等に基づき支給
時給 1,259 円～1,556 円 の間で勤務経験年数に応じて決定されます
【手当】通勤手当、超過勤務手当
【休日】日曜・祝日、年末年始（12/29～1/3）
【休暇】年次有給休暇（勤務日に応じて採用後６か月経過後付与）、その他特別休暇等あり（大学規定による）
【労働保険】労災保険・雇用保険 ※雇用保険は勤務時間数に応じて加入
【社会保険等】文部科学省共済組合・厚生年金保険 ※勤務時間数に応じて加入
【通勤方法】マイカー通勤可（駐車場使用料 1,000 円／月）

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

応募書類：

・履歴書（所定様式）写真貼付
※以下から本学様式をダウンロードして作成ください
https://c.bureau.tohoku.ac.jp/jinji-top/external/resume_cv/

&amp;nbsp;

・職務経歴書（任意様式）過去に担当業務で工夫した経験等を記載

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

選考方法：

第一次選考 書類選考 第二次選考 面接
※書類選考後、面接の必要な方にメールで連絡いたします。

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

応募書類の提出：

メールまたは郵送により応募書類をお送りください。

&amp;nbsp;

［郵送先］〒980-8577 仙台市青葉区片平２－１－１
　　東北大学大学院生命科学研究科 脳神経システム分野 中村/岩間

&amp;nbsp;

［E-mail］office[at]jizai2050.org ※[at]を@に変えてください

&amp;nbsp;

※郵送の際は、「事務補佐員 応募書類在中」と朱書きしてください。
※メールの場合は、タイトルを「事務補佐員応募」としてください。

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

応募締切：適任者が決まり次第終了予定

&amp;nbsp;

その他：

・原則として応募書類は返却いたしませんのでご了承願います。なお、応募書類は採用選考のみに使用し、使用後は適切に処分いたします。
・面接のための交通費は自己負担とさせていただきます。

&amp;nbsp;

お問い合わせ先：

東北大学大学院生命科学研究科 脳神経システム分野 中村/岩間
E-mail: office[at]jizai2050.org ※[at]を@に変えてください
TEL 022-217-5046、5052

&amp;nbsp;
</summary>
	<id>https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/</id>
</entry>	<entry>
	<title>葉柄の伸長を介して植物の競争力を高める鍵分子を発見―謎だったK+チャネルの機能を解明―</title>
	<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/" />
	<updated>2026-09-03T10:00:00+09:00</updated>
	<summary>【発表のポイント】&amp;nbsp;


	植物のK+チャネル（注1）AKT5の輸送活性の検出に初めて成功しました。&amp;nbsp;
	AKT5は植物の葉柄（注2）を伸長させる機能をもつことが分かりました。&amp;nbsp;
	農作物を高密度で効率的に栽培する技術への手がかりになります。&amp;nbsp;


【概要】&amp;nbsp;


&amp;nbsp; &amp;nbsp;植物の三大栄養素の 1 つであるカリウム（K）は、K⁺チャネルを介して植物体内に吸収・循環されます。モデル植物シロイヌナズナには9種類のK⁺チャネルが存在しますが、そのうちの1つAKT5はその遺伝子の存在がわかってからの30年間、輸送活性と生理的機能は不明のままとなっていました。&amp;nbsp;
&amp;nbsp; &amp;nbsp;東北大学大学院工学研究科 魚住信之教授、村岡勇樹助教らのグループは同大学大学院生命科学研究科の田中良和教授、横山武司助教（現北海道大学准教授）、井島寛基大学院生、田中深雪技術補佐員、生理学研究所、東京科学大学、東京農工大学などとの国際共同研究により、AKT5 が特定の酵素による活性化を受けて K⁺輸送活性を発揮することを発見しました（図1）。また、クライオ電子顕微鏡（注3）により AKT5 の分子構造を決定し、活性化のメカニズムを明らかにしました（図2）。さらに、AKT5は植物の葉柄に集中して存在していました。AKT5を欠損させた植物は、葉柄が短くなり、密植条件で成長が低下しまし（図3）。AKT5 は高密度環境の植物の生存競争力を高める鍵分子と考えられます。今後、AKT5 の活性制御メカニズムのさらなる解明により、農作物の生産性を維持しつつ高密度栽培を可能にする技術開発への貢献が期待されます。&amp;nbsp;
&amp;nbsp; &amp;nbsp;本成果は、2026年9月3日午前3時（日本時間）に科学誌Science Advancesに掲載されました。&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;



図1. リン酸化酵素によって生じるAKT5のK+電流K+は電気を帯びているため、細胞内に輸送されると電流として観測される。
&amp;nbsp;

&amp;nbsp;


【用語説明】&amp;nbsp;
注1. K+チャネル：カリウムイオン（K+）の生体膜の通過を担うタンパク質。K+の細胞吸収・排出を行う。&amp;nbsp;
注2. 葉柄：葉と茎をつなぐ細長い柄の部分。ほうれん草や小松菜などの野菜では、葉を支えている根元の細長い部分（茎のように見える部分）がこれにあたる。葉柄が伸びることで、葉が高い位置に持ち上げられ、より多くの日光を受けることができる。&amp;nbsp;
注3. クライオ電子顕微鏡：タンパク質などの微小な分子の立体構造を原子レベルで観察できる最先端の装置。試料を超低温（約マイナス 180℃）で急速に凍結し、電子線を当てることで分子の「かたち」を直接観察することができる。2017 年にノーベル化学賞の対象となった技術であり、近年は新薬開発などにも活用されている。&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;


【論文情報】&amp;nbsp;
タイトル：AKT5 is a bona fide potassium channel and controls petiole growth in Arabidopsis&amp;nbsp;
著者：Yuki Muraoka, Shunsuke Kobayashi, Lisa Oskam, Michihiro Tateyama, Ayumu Masago, Yoshikazu Tanaka, Takeshi Yokoyama, Tadaomi Furuta, Hinano Takase, Ellen Tanudjaja, Shota Terashima, Haruto Shimizukawa, Taro Yamanashi, Shunya Saito, Hiroki Ijima, Miyuki Tanaka, Atsushi Miyamoto, Megumi Kato, Kanane Sato, Masaru Tsujii, Taishi Umezawa, Francisco J. Quintero, Francisco Rubio, J&amp;ouml;rg Kudla, Masaaki Ito, Yoshihiro Kubo, Yasuhiro Ishimaru, Ronald Pierik, and Nobuyuki Uozumi*&amp;nbsp;
*責任著者：東北大学 大学院工学研究科 バイオ工学専攻 魚住信之&amp;nbsp;
掲載誌：Science Advances（オープンアクセス）&amp;nbsp;
DOI：10.1126/sciadv.aeh7630&amp;nbsp;
URL：https://www.science.org/doi/10.1126/sciadv.aeh7630&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

詳細（プレスリリース本文）

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

関連リンク

東北大学

東北大学 大学院工学研究科


&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

【問い合わせ先】

（研究に関すること）
東北大学 大学院工学研究科 バイオ工学専攻
教授　魚住信之
TEL: 022-795-7280　

Email: uozumi(at)tohoku.ac.jp
&amp;nbsp;

東北大学 大学院工学研究科 情報広報室
担当　沼澤みどり
TEL: 022-795-5898　

Email: eng-pr(at)grp.tohoku.ac.jp
&amp;nbsp;



東北大学は持続可能な開発目標（SDGs）を支援しています

&amp;nbsp;
</summary>
	<id>https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/</id>
</entry>	<entry>
	<title>植物の成長ホルモン「ブラシノステロイド」が糖新生を促進する新たなメカニズムを解明―酵素の立体構造変化を介した精緻な代謝調節―</title>
	<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/" />
	<updated>2026-08-31T10:00:00+09:00</updated>
	<summary>【発表のポイント】


	植物の成長を促進するホルモン、ブラシノステロイド（BR）（注1） が、「糖新生（注2）」を活性化する新たな仕組みを解明しました。
	BR シグナルの抑制因子であるBIN2 キナーゼ（注3）が、糖新生の鍵酵素PCK1（注4）の特定部位をリン酸化し、酵素の立体構造を6 量体から12 量体へ変化させることで、その働きを強く阻害することを発見しました。
	この制御機構は、発芽直後の実生定着における糖新生だけでなく、トウモロコシやソルガムなどC4 植物（注5）の特殊な光合成においても重要な役割を果たしており、将来的な作物のバイオマス生産向上に向けた新たな標的として期待されます。


【概要】


&amp;nbsp; &amp;nbsp;植物の糖供給は、葉で行われる光合成（二酸化炭素の固定）だけでなく、有機酸やアミノ酸、脂質などを糖に変換する「糖新生」という過程にも大きく依存しています。特に発芽直後の葉が未発達な時期には、この糖新生が不可欠です。また、C4 植物は、糖新生で中心的な役割を果たすPCK1 酵素を応用した特殊な光合成回路を持ち、効率的な糖生産を行っています。

&amp;nbsp; &amp;nbsp;東北大学大学院生命科学研究科の別所&amp;mdash;上原奏子助教とカーネギー研究所のZhiyong Wang 教授らの国際共同研究チームは、植物の成長を促進するホルモン、ブラシノステロイドに着目しました。研究の結果、ブラシノステロイド存在下ではPCK1 が脱リン酸化され、活性を維持することで、植物の成長に必要な糖の供給を制御していることを発見しました。緻密なエネルギー制御の分子機構が明らかになったことで、将来的により早く、より大きく育つ作物の開発につながる可能性があります。

&amp;nbsp; &amp;nbsp;本研究成果は2026 年8 月28 日に国際誌Nature Plants に掲載されました。

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;



&amp;nbsp;

図1. ブラシノステロイドによりPCK酵素活性が変化する。(A)ブラシノステロイド生合成阻害剤 PPZを投与すると濃度依存的にPCK酵素の活性が低下する。 (B) PPZを与えるとリン酸化されたPCK1（P-PCK1）が増えるが、活性型ブラシノステロイドBLを与えると脱リン酸化される。

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

【用語説明】

注1. ブラシノステロイド（BR）： 植物の細胞伸長、分裂、分化など、成長全般を強力に促進する植物ステロイドホルモンの一種。

&amp;nbsp;


注2. 糖新生： 糖質以外の物質（脂質やアミノ酸など）からグルコースなどの糖を合成する代謝経路。

&amp;nbsp;


注3. BIN2（BRASSINOSTEROID-INSENSITIVE 2）： GSK3（グリコーゲン合成酵素キナーゼ3）に似た構造を持つキナーゼ（リン酸化酵素）で、BRシグナル伝達経路において負の制御因子として働く。

&amp;nbsp;


注4. ホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼ（PCK1）： オキサロ酢酸をホスホエノールピルビン酸に変換する酵素。種子発芽時の脂質から糖への変換する糖新生や、C4 植物の光合成において二酸化炭素を放出する重要な役割を担う。

&amp;nbsp;


注5. C4 植物： 効率のよいC4 光合成を行う植物の総称。一般的な植物（C3植物）に比べ、二酸化炭素を細胞内に濃縮する仕組みを持つため、乾燥や高温、強光下といった過酷な環境でも水分を節約しながら旺盛に生育できる。

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

【論文情報】
タイトル：Brassinosteroids promote sugar synthesis by inhibiting BIN2 phosphorylation of phosphoenolpyruvate carboxykinase
著者： Hongliang Zhang#, Yalikunjiang Aizezi#, Kanako Bessho-Uehara, Ajeet Chaudhary, Cao Son Trinh, Shou-Ling Xu, Zhi-Yong Wang*

(#共同筆頭著者、*責任著者)
*責任著者：Carnegie Institution for Science, Zhi-Yong Wang
掲載誌：Nature Plants
DOI：10.1038/s41477-026-02379-5
URL：https://www.nature.com/articles/s41477-026-02379-5

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

詳細（プレスリリース本文）

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

関連リンク

東北大学

東北大学 大学院理学研究科

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

【問い合わせ先】
（研究に関すること）
東北大学学院生命科学研究科
助教 別所-上原奏子
TEL: 022-795-6693
Email: kanako.bessho.b3(at)tohoku.ac.jp

&amp;nbsp;


（報道に関すること）
東北大学大学院生命科学研究科広報室
高橋さやか
TEL: 022-217-6193
Email: lifsci-pr(at)grp.tohoku.ac.jp

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;



東北大学は持続可能な開発目標（SDGs）を支援しています
</summary>
	<id>https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/</id>
</entry>	<entry>
	<title>迷走神経刺激で潜在能力を拓く  -脳内血管運動が整い、記憶定着が支えられる可能性-</title>
	<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/" />
	<updated>2026-08-26T10:00:00+09:00</updated>
	<summary>
【発表のポイント】


	迷走神経(注1)は、内臓等の状態を脳に伝える内感覚(注2)の主要な経路であり、心の機能が体の状態から影響を受ける仕組みに関わります。
	本研究では、マウスの首の迷走神経にカフ電極(注3)を装着し、迷走神経刺激(VNS)(注4)を行うことで、学習に対する影響を調べました。
	運動学習の訓練直後に VNS を行うと、数日後に現れる学習成績の長期的な向上が増強されることが分かりました。
	学習に関わる脳部位の血液量変動を光ファイバー(注5)で計測したところ、VNS は血管の収縮・拡張を引き起こすことが示されました。
	末梢神経を介した体から脳への信号が、血管運動(注6)や代謝(注7)を含む脳内環境の変動を通じて、記憶定着に関わる可能性を示す成果です。


&amp;nbsp;

【概要】

&amp;nbsp; &amp;nbsp; 脳と心の働きは、体からも強い影響を受けています。臨床的には、迷走神経を刺激し、末梢神経を介して脳に働きかけることで、難治性てんかん(注8)などに対する治療が行われています。また近年では、耳介を介した非侵襲的な迷走神経刺激法(注9)も開発されており、VNS による脳機能制御(ニューロモジュレーション)(注10)に注目が集まっています。しかし、VNS によって実際に脳内でどのような変化が生じるのかは、十分に分かっていませんでした。

&amp;nbsp; &amp;nbsp;東北大学大学院生命科学研究科の陳俊宇大学院生、生駒葉子助教、松井広教授(大学院医学系研究科兼任)らの研究グループは、マウスの迷走神経に装着できるカフ電極を用いて、学習訓練の直後に VNS を行う実験を行いました。その結果、VNS によって、長期学習が選択的に増強されることが示されました。さらに、光ファイバーを介して脳血液量の変化を測定したところ、VNS の反復刺激により血管のリズム性変動(注11)が生み出されることが分かりました。本研究は、VNS が脳に作用する仕組みを、血管・代謝を含む脳内環境の制御へと広げるものです。今後、血管や代謝を直接操作・計測することで、末梢神経刺激が脳の学習しやすさを高める仕組みの解明につながることが期待されます。
&amp;nbsp; &amp;nbsp;本成果は 2026 年 8 月 25 日付で科学誌 iScience に掲載されました。

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;



図 1. 迷走神経刺激による学習成績向上の概要。マウスに水平視機性眼球運動(HOKR)学習を行わせ、各訓練の直後にカフ電極を介して左頸部迷走神経を刺激しました。VNS を行った群では、訓練当日の成績には大きな変化は見られませんでしたが、訓練翌日(Day 2)および 5 日目(Day 5)のテストで学習成績が高まりました。また、VNS は小脳片葉周辺の血液量変動を引き起こし、反復刺激によって脳血管のリズム性変動を生じさせました。これらの結果から、迷走神経刺激が血管運動を含む脳内環境を変化させ、記憶定着を支える可能性が示されました。図中のキャラクターは、迷走神経を包み込むカフ電極と、血管の拡張・収縮に関わる血管平滑筋を模式的に表しています。

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;


【用語説明】

注 1. 迷走神経
第 10 脳神経とも呼ばれ、脳から首、胸、腹部へと広く伸びる神経。心臓、肺、消化管などの内臓と脳を結び、内臓の状態を脳へ伝える信号と、脳から内臓へ指令を送る信号の両方を含む。身体内部の状態を脳に伝える内感覚の主要な経路であり、心拍、呼吸、消化、炎症反応などの調節にも関わる。迷走神経を介した信号は、脳幹を経て広い脳領域に影響を及ぼすため、身体の状態が情動、認知、学習などの脳機能に影響する仕組みを考えるうえで重要である。本研究では、マウスの左頸部迷走神経を電気刺激することで、身体から脳へ向かう信号が学習や脳血管運動に及ぼす影響を調べた。

&amp;nbsp;

注 2. 内感覚
心拍、呼吸、胃腸の動き、血圧、体温、空腹、痛み、炎症など、身体内部の状態を脳が感じ取る感覚のこと。外界の光や音を感じる視覚・聴覚などとは異なり、体の中で起きている変化を脳に知らせる働きを担う。内臓などからの情報は、迷走神経などを介して脳に伝えられ、情動、認知、意思決定、学習などの脳機能にも影響すると考えられている。

&amp;nbsp;

注 3. カフ電極
カフ電極とは、神経を切断せずに、神経の外側を包み込むように装着して電気刺激を行うための電極。「カフ」は袖口や筒状の覆いを意味し、神経の周囲に小さな筒状の電極を取り付けることで、目的の神経に比較的安定して刺激を与えることができる。本研究では、マウスの左頸部迷走神経を包み込む小型のカフ電極を用いて、長期間にわたって迷走神経刺激を行える実験系を構築した。

&amp;nbsp;

注 4. 迷走神経刺激(VNS: vagus nerve stimulation)
迷走神経に電気刺激を与え、身体と脳を結ぶ信号経路を人工的に活性化する方法。迷走神経には、内臓などの状態を脳へ伝える求心性の神経線維と、脳から内臓へ指令を送る遠心性の神経線維が含まれている。そのため、VNS は、末梢神経を介して脳幹や広い脳領域に影響を及ぼし、神経活動、情動、認知、学習などを調節する可能性がある方法として注目されている。臨床では、難治性てんかんなどに対する治療法として用いられており、近年では耳介などから刺激する非侵襲的な方法も開発されている。

&amp;nbsp;

注 5. 光ファイバー
細いガラスやプラスチックの線を通して光を伝えるための素材。脳科学研究では、光ファイバーを脳の特定の部位の近くに設置することで、外部から光を送り込んだり、脳内から発せられる蛍光を検出したりするために利用される。

&amp;nbsp;

注 6. 血管運動
血管壁の平滑筋や、血管の周囲に存在するペリサイトなどの働きによって、血管がゆっくりと拡張・収縮を繰り返す現象。血管が拡張すると、その場所に含まれる血液量は増え、血管が収縮すると血液量は減る。このような血管の動きは、脳に酸素やグルコースなどの代謝基質を届ける働きに関わると考えられている。脳内では、自発的な血管運動が数秒から十数秒程度のゆっくりとしたリズムをもって生じることがある。マウスの心拍は 1 秒間に 10 回程度とはるかに速いため、本研究で扱う血管運動は、心臓の拍動がそのまま脳血管に伝わったものではなく、血管自体のゆっくりとしたリズム性運動を指す。

&amp;nbsp;

注 7. 代謝
細胞が酸素やグルコースなどを利用して、ATP などのエネルギー分子や生命活動に必要な物質を作り出す一連の化学反応のこと。脳では、神経細胞やグリア細胞が代謝によって得られたエネルギーを使い、電気信号の発生、シナプス伝達、記憶形成などを支えている。

&amp;nbsp;

注 8. 難治性てんかん
適切な薬物治療を行っても、てんかん発作を十分に抑えることが難しい状態を指す。てんかんは、脳の神経細胞の活動が一時的に過剰になることで、けいれんや意識障害などの発作を繰り返す疾患。薬で発作を十分に抑えられない場合には、外科手術や迷走神経刺激(VNS)など、薬物以外の治療法が検討される。

&amp;nbsp;

注 9. 耳介を介した非侵襲的な迷走神経刺激法
手術で電極を体内に埋め込むのではなく、耳の一部に電極を取り付け、皮膚の上から電気刺激を与える方法。耳介には、迷走神経の枝が分布する領域があるため、この領域を刺激することで、迷走神経を介して脳に働きかけることができると考えられている。この方法は、経皮的耳介迷走神経刺激(taVNS: transcutaneous auricular vagus nerve stimulation)とも呼ばれ、従来の頸部に電極を埋め込む VNS に比べて身体への負担が少ない方法として研究・開発が進められている。

&amp;nbsp;

注 10. 脳機能制御(ニューロモジュレーション)
電気刺激、磁気刺激、薬物、光刺激などによって、神経回路の活動状態を調節する技術や考え方を指す。神経細胞の活動を単に強くしたり弱くしたりするだけでなく、神経回路が反応しやすい状態、学習しやすい状態、発作が起こりにくい状態などへ、脳内環境を調整することも含まれる。迷走神経刺激(VNS)は、末梢神経を介して脳に働きかけるニューロモジュレーションの一つであり、難治性てんかんなどの治療にも用いられている。本研究では、VNS によるニューロモジュレーションを、神経活動だけでなく、血管運動や代謝を含む脳内環境の変化として捉え直した。

&amp;nbsp;

注 11. 血管のリズム性変動
血管の拡張と収縮に伴って、局所の血液量が周期的に増減する現象。血管の拡張は血液量や血液の流れやすさを変化させ、血管の収縮は血液量や血流抵抗を変化させる。このような拡張と収縮がゆっくりとしたリズムで繰り返されることで、脳組織への酸素やグルコースなどの供給、代謝産物の移動、局所の脳内環境の調節が助けられる可能性がある。

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

【論文情報】
タイトル: Vagal nerve stimulation induces vascular oscillations and enhances long-term learning
著者: Junyu U. Chen, Yoko Ikoma*, Ko Matsui*
筆頭著者: 東北大学 大学院生命科学研究科 超回路脳機能分野
&amp;nbsp; &amp;nbsp; &amp;nbsp; &amp;nbsp; &amp;nbsp; &amp;nbsp; &amp;nbsp; &amp;nbsp; &amp;nbsp; 大学院生 陳俊宇
* 責任著者: 東北大学 大学院生命科学研究科 超回路脳機能分野
&amp;nbsp; &amp;nbsp; &amp;nbsp; &amp;nbsp; &amp;nbsp; &amp;nbsp; &amp;nbsp; &amp;nbsp; &amp;nbsp; &amp;nbsp; 助教 生駒 葉子
&amp;nbsp; &amp;nbsp; &amp;nbsp; &amp;nbsp; &amp;nbsp; &amp;nbsp; &amp;nbsp; &amp;nbsp; &amp;nbsp; &amp;nbsp; 教授 松井 広
研究室: http://www.ims.med.tohoku.ac.jp/matsui/
掲載誌: iScience
DOI: https://doi.org/10.1016/j.isci.2026.117413

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

詳細（プレスリリース本文）

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

関連リンク

東北大学

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;


【問い合わせ先】
（研究に関すること）
　東北大学大学院生命科学研究科
　教授　松井 広（まつい こう）
　TEL: 022-217-6209
　Email: matsui@tohoku.ac.jp

&amp;nbsp;

（報道に関すること）
　東北大学大学院生命科学研究科広報室
　高橋 さやか（たかはし さやか）
　TEL: 022-217-6193
　Email: lifsci-pr@grp.tohoku.ac.jp
&amp;nbsp;



東北大学は持続可能な開発目標（SDGs）を支援しています


</summary>
	<id>https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/</id>
</entry>	<entry>
	<title>令和8（2026）年度特別研究員RPD交流会にて2名が研究発表を行いました</title>
	<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/" />
	<updated>2026-08-24T09:00:00+09:00</updated>
	<summary>
日本学術振興会RPD交流会2026が7月28日に開催され、本研究科所属の2名が分野代表として研究発表を行いました。

&amp;nbsp;

化学分野
活性分子動態分野　小澤ときは　特任研究員（RPD）

「神経変性疾患の原因凝集性タンパク質を分解する新規分解薬の創製」

&amp;nbsp;

農学・環境学分野
　微生物遺伝進化分野　岸田 なつみ　特任研究員（RPD）
　「細胞接着促進システムを活用したバイオレメディエーション技術の新展開」

&amp;nbsp;


日本学術振興会特別研究員ＲＰＤ：
日本学術振興会では特別研究員制度の一環として、子育て支援や学術研究分野における男女共同参画の観点から、優れた若手研究者が、出産・育児による研究中断後に円滑に研究現場に復帰できるように支援するため、平成18年度から「特別研究員-RPD」を採用が実施されています。

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

日本学術振興会RPD交流会：
平成19（2007）年度より、特別研究員-RPD採用者を対象に、研究活動における出産・育児の課題と今後の研究展望等についての意見交換とともに、先輩研究者による体験談も交え、他分野の特別研究員-RPDとの分野を越えた研究交流・情報交換の機会を提供することを目的として、研究交流会を開催されています。

&amp;nbsp;


関連リンク：日本学術振興会 　令和8（2026）年度特別研究員-RPD研究交流会が開催されました

</summary>
	<id>https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/</id>
</entry>	<entry>
	<title>倒木が複雑な川の水の流れと多様な水生生物の生息場を支える 渓畔林と川の生物のふか～い関係</title>
	<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/" />
	<updated>2026-08-18T14:00:00+09:00</updated>
	<summary>
【発表のポイント】


	たくさんの倒木がある川の場所では、川の本流に加えて分流やよどみ、池など川の水の流れが複雑な傾向があることが分かりました。
	よどみや池を主に利用している水生生物も多く、更に成魚が河川本流に見られるイワナやイトウも稚魚はその大半がよどみや池などの環境を主に利用していることが明らかになりました。
	渓畔林 (注1)&amp;nbsp;は、魚の隠れ場所・日陰の提供や餌の供給など直接的効果のみならず、倒木が川の地形を複雑化して複雑な水の流れを形成することで多様な生物の生息場を提供する間接的効果も持つことが分かりました。



&amp;nbsp;

【概要】


&amp;nbsp; &amp;nbsp;本来の日本の自然河川はどのような地形・水の流れをしていて、その場を生き物がどのように利用していたのでしょうか。東北大学の宇野裕美准教授らの研究グループは、北海道大学の根岸教授、岸田教授、東京大学と共同で、原生に近い山地氾濫原が残る北海道北部の北海道大学北方生物圏フィールド科学センター雨龍研究林を流れるブトカマベツ川をモデルとして、渓畔林と川の地形や水の流れと水生生物の関係を結び付ける研究を行いました。その結果、約10 kmの川沿いに、631本の倒木が存在し、倒木の多いところによどみや池など多様な水域が分布していました。よどみや池など氾濫原特有の環境を主に利用している水生生物も多く、倒木が形作る複雑な川の水の流れが多様な水生生物の共存に重要な役割を果たしていることが分かりました。さらに、成魚が河川本流に見られるイワナやイトウも、実は稚魚はその大半がよどみや池などの環境を主に利用しているといった実態も明らかになり、川に生息する多くの生物にとって複雑な水の流れが大切であることが分かりました。渓畔林は、魚の隠れ場所・日陰の提供や餌の供給など直接的効果のみならず、川の地形を複雑化して複雑な水の流れを形成することで多様な生物の生息場を提供する間接的効果も持つことが判明しました。この結果は自然再生事業などの目標設定において、重要な基盤情報となります。
&amp;nbsp; &amp;nbsp;本研究成果は8月12付でEcosphere誌に掲載されました。

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

【詳細な説明】


研究の背景
&amp;nbsp; &amp;nbsp;本来の日本の自然河川はどのような地形・水の流れをしていて、その場を生き物がどのように利用していたのでしょうか。森林伐採、河川の直線化、護岸、農地化、多くの河川は人の手により大きく改変されており、私たちは自然本来の河川の姿がどの様なものだったのか忘れてしまっています。人口縮小時代、ネイチャーポジティブ&amp;nbsp;(注2)&amp;nbsp;の機運もある中で、そもそも何を目標に自然再生に取り組めばよいのかでしょうか。今まさに、自然本来の姿とは何かが問われています。
&amp;nbsp; &amp;nbsp;川の周辺に生育する渓畔林が河川生態系に果たす役割については、これまで魚の隠れ場所の提供や陰を作ることによる河川水温の低下、渓畔林からの落下昆虫が川の魚の餌資源になるなど、様々な効果が知られてきました。一方で、近年の地形学の研究で渓畔林の存在が川の深みや茂みを作るのみならず、川を複流路化させるなど、地形を複雑化させるといったことが指摘されています。渓畔林の存在による河川の複雑な水の流れは、間接的に河川生態系に大きな役割を果たしていると考え、渓畔林から河川の地形・水の流れ・水生生物までを結びつけて自然本来の山地河川の姿を描き出す研究に着手しました。

&amp;nbsp;

今回の取り組み
&amp;nbsp; &amp;nbsp;原生に近い山地氾濫原が残る北海道北部のブトカマベツ川をモデルとして、約10kmの川沿いの倒木・ログジャム&amp;nbsp;(注３)・分流（常に流水）やよどみ（半止水：増水時のみ水が流れ、低水時は池）・池（常に止水）などの分布を調査しました。増水時と低水時の二回ドローンによる空撮を行い、それぞれの時の水の広がりと流れを調べることで、水域生息場のカテゴリー分け（流水・半止水・止水）を行い、更に低水時に10kmを踏査して倒木・ログジャムの分布を調べました。その結果、約10kmの川沿いに、631本の倒木と77のログジャム、19の分流と29のよどみ、38の池が存在しており、倒木の多いところによどみや池など氾濫原特有の水域が多く分布する傾向がありました。
&amp;nbsp; &amp;nbsp; また、水生生物の野外調査により推定したそれぞれの生物の密度情報を上記の生息場の情報と組み合わせることにより、流域全体での各生物による生息場利用実態を算出しました。よどみや池など氾濫原特有の水域環境は河川本流に比べて面積は小さいものの、その特有の水辺環境を主に利用している水生生物も多いことが分かりました。さらに、成魚が河川本流に見られるイワナやイトウも、実は稚魚はその大半がよどみや池などの環境を主に利用しているといった実態も明らかになり、川に生息する多くの生物にとって複雑な水の流れが大切であることが分かりました。
&amp;nbsp; &amp;nbsp;これらの結果から、渓畔林は、魚の隠れ場所・日陰の提供や餌の供給など直接的効果のみならず、川の地形を複雑化して複雑な水の流れを形成することで多様な生物の生息場を提供する間接的効果も持つことが明らかとなりました。

&amp;nbsp;

今後の展開
&amp;nbsp; &amp;nbsp;今後は、本研究で得られた倒木と地形・水の流れ・生物の関係のプロセスを因果関係を含めてさらに詳細に調査を行い、山地氾濫原の実態について広域でのパターン研究も並行して実施します。
&amp;nbsp; &amp;nbsp;倒木と地形・水の流れ・生物の関係のプロセスについては、今後、河川生態学・森林生態学・地形学・水文学などを専門とする国際研究チームを立ち上げ、さらに詳細な研究をモデル河川としてブトカマベツ川にて行っていく予定です。また、これらの知見を自然再生や人と自然の共存に活かす方策についても模索していきます。
&amp;nbsp; &amp;nbsp;自然の山地河川というと、切り立った谷間を川が流れる渓流を想起しがちですが、本来は山間の谷底平野の中を河川が複流路になって流れ下る、本研究で記述したような山地氾濫原が多く存在していたはずです。現状として、平地で利用価値の高い山地氾濫原の河川が直線化され農地化された結果、山地氾濫原が&amp;ldquo;失われ忘れられた生態系&amp;rdquo;なのではないかと考えています。精緻な地形データの解析及び過去から現在への土地利用の変化を調べることで、過去から現在への山地河川の変遷と実態を調べるとともに、山地氾濫原の自然再生などの可能性についても模索していきます。

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;



図1. 倒木と川の形・水の流れの関係。渓畔林からの倒木が川の地形を複雑化して複数の流路を形成、流路変更に伴い形成される旧流路（河跡湖）がたまりや池となって多様な水辺を形成する。

&amp;nbsp;


&amp;nbsp;



図2. 山地氾濫原の多様な水辺とそこに共存する多様な水生生物。低水時は池で増水時には水が流れる半止水環境のたまりや池など氾濫原に特有の水辺環境は、河川本流に比べて面積は小さくても、そのような環境を好む生物にとっては稀少な生息場となっている。河川本流に成魚の生育するイワナやイトウなどの魚も、実はその稚魚は氾濫原水域に主に生育しており、氾濫原特有の水辺の存在が河川本流に生息する生物にとっても重要であることが分かった。


&amp;nbsp;

&amp;nbsp;


【謝辞】
本研究はJSPS科研費（JP21H04784）の支援を受けて行われました。


&amp;nbsp;


【用語説明】
注1. 渓畔林：川沿いに成立する森林

注2.&amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;ネイチャーポジティブ：2030年までに生物多様性の損失を止め、反転させて回復軌道に乗せるという世界的な目標
注3.&amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;ログジャム：倒木が川の流れ等により寄せ集められてできた構造物

【論文情報】
タイトル：Large wood supports hydrologically variable floodplain environments and aquatic biodiversity
著者： Hiromi Uno*, Junjiro Negishi, Kentaro Morita, Osamu Kishida, Ellen Wohl
*責任著者：東北大学大学院生命科学研究科 准教授 宇野裕美
掲載誌：Ecosphere
DOI：10.1002/ecs2.70700
URL：https://doi.org/10.1002/ecs2.70700


&amp;nbsp;


&amp;nbsp;


【問い合わせ】
（研究に関すること）
東北大学大学院生命科学研究科
准教授 宇野裕美
TEL: 022-795-6681
Email: hiromi.uno.c5(at)tohoku.ac.jp

&amp;nbsp;

（報道に関すること）
東北大学大学院生命科学研究科広報室
高橋さやか
TEL: 022-217-6193
Email: lifsci-pr(at)grp.tohoku.ac.jp
&amp;nbsp;


</summary>
	<id>https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/</id>
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	<title>融合霊長類言語学【第一回】PNHL (Primate–Neuroscience–Human Language) Online Seminar</title>
	<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/" />
	<updated>2026-08-17T11:00:00+09:00</updated>
	<summary>【タイトル】
進化から学ぶ次世代AI

&amp;nbsp;

【概要】

生物進化や文化進化から着想を得た次世代AIについて紹介します。
人間による大量のラベルに依存する従来のAIとは異なり、AIが概念を自律的に創発・獲得する仕組みについて議論します。さらに、この考え方がPhysical AIをはじめとする実世界でのAIや科学研究にどのような新しい可能性をもたらすかについて紹介します。

&amp;nbsp;

【日時】
2026年8月24日（月）16:00-17:00

&amp;nbsp;

【講師】
谷 林 (Lin Gu) 先生

&amp;nbsp;

【開催形式】
オンライン（Zoom配信）

&amp;nbsp;

【開催言語】
日本語

&amp;nbsp;

【参加の登録】
https://forms.gle/eJVZbfcYA4GqgEu16

&amp;nbsp;

【ホームページ】
https://www.primaling2026.com/

&amp;nbsp;

ポスターはこちら

【第一回】PNHL オンラインセミナー　

&amp;nbsp;


【お問合せ先】
primaling2026@gmail.com
融合霊長類言語学　領域事務局&amp;nbsp;
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	<title>炎症の“スイッチ”を⼊れる新たな仕組みを発⾒ ―パイリンが関与する“過剰な炎症”とヒト疾患の背景を明らかに―</title>
	<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/" />
	<updated>2026-08-17T10:00:00+09:00</updated>
	<summary>概要&amp;nbsp;

&amp;nbsp; &amp;nbsp;炎症は、細菌やウイルスなどの外敵から体を守るために働く重要な防御反応です。しかし、この仕組みの制御機構に⽣まれつきの異常があると、わずかな刺激でも炎症が過剰に起こってしまう遺伝性⾃⼰炎症性疾患が引き起こされます。その代表的な病気に、⾼熱や激しい腹痛を繰り返す家族性地中海熱（FMF）&amp;lt;1&amp;gt;があります。
&amp;nbsp; &amp;nbsp;京都⼤学⾼等研究院ヒト⽣物学⾼等研究拠点（WPI-ASHBi）の本⽥吉孝 特定助教、同⼤学院医学研究科 発達⼩児科学の岩⽥直也・⻘⽊茉莉⼦ ⼤学院⽣、同⼤学院医学研究科エコチル調査（JECS）京都ユニットセンターの⼋⾓⾼裕 特定教授、東北⼤学⼤学院⽣命科学研究科の朽津芳彦 助教・⽥⼝友彦 教授、愛知県医療療育総合センター発達障害研究所の永⽥浩⼀ 副所⻑（研究当時）、東京薬科⼤学⽣命科学部ゲノム情報医科学研究室の⼟⽅敦司 准教授、横浜市⽴⼤学附属病院難病ゲノム診断科の⼟⽥奈緒美助教、同⼤学⼤学院医学研究科遺伝学の松本直通 教授、同⼤学附属病院遺伝⼦診療科の宮武聡⼦ 診療教授、同⼤学附属病院⼩児科の⻄村謙⼀ 講師・伊藤秀⼀ 教授、同⼤学⼤学院医学研究科⽣化学の濱⽥恵輔助教・緒⽅⼀博 名誉教授らを中⼼とする国際共同研究チームは、原因不明の強い炎症を⽰す患者さんの遺伝⼦解析と、⼤規模ゲノムデータベースの網羅的解析を組み合わせることで、パイリン&amp;lt;2&amp;gt;というタンパク質が炎症を引き起こす&amp;ldquo;スイッチ&amp;rdquo;をどのように⼊れるのか、その新たな仕組みを明らかにしました。

&amp;nbsp; &amp;nbsp;研究チームは、パイリンがCDC42&amp;lt;3&amp;gt;という別のタンパク質と作⽤し合うことで炎症スイッチが⼊ることを⾒出しました。さらに、遺伝⼦変異によってこの作⽤が異常に強まると、パイリンの働きが過剰に活性化されることで&amp;ldquo;過剰な炎症&amp;rdquo;が⽣じることを⽰しました。
&amp;nbsp; &amp;nbsp;本研究により、ゲノムデータベースに登録されているものの、これまで病気との関係がはっきりしなかった多数のパイリン遺伝⼦の変異を、機能に基づいて整理した&amp;ldquo;アトラス&amp;rdquo;が整備され、迅速かつ正確な診断や患者さん⼀⼈ひとりに合わせた&amp;ldquo;精密医療（プレシジョン・メディシン）&amp;rdquo;への応⽤が期待されます。
&amp;nbsp; &amp;nbsp;加えて、CDC42がパイリンの直接の制御因⼦であることが明らかになったことで、炎症の暴⾛を抑えるための新たな治療アプローチにつながる可能性も⽰されました。
&amp;nbsp; &amp;nbsp;本研究成果は、互いに補完し合う2本の論⽂として、2026年8⽉7⽇にScience Immunology誌に掲載されました。

&amp;nbsp;



【図の説明】
①&amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;Pyrin活性化はCDC42により制御される
自然免疫のセンサーであるPyrinは、病原体の侵入を感知するとCDC42と相互作用し、炎症反応を引き起こす。これにより、生体は病原体に対する防御機構を働かせる。安静時にはPyrinとCDC42の相互作用は弱いが、病原体の侵入時には両者の相互作用が強まり、Pyrinが活性化される。
②&amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;正常状態と疾患の比較
（上段）通常、PyrinとCDC42の相互作用は弱い。病原体の侵入に反応してPyrinとCDC42が集合体（クラスター）を形成し、活性化する。
（中段）炎症関連CDC42変異体では、Pyrin-CDC42相互作用が強まりクラスター形成が促進される。
（下段）家族性地中海熱（FMF）関連Pyrin変異体では、PyrinとCDC42との相互作用が強まり、クラスター形成が促進される。
その結果、これらの疾患ではわずかな刺激でも過剰な炎症が引き起こされる。
③&amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;Pyrin活性化メカニズム
（左）通常、病原体の侵入を感知したPyrinはCDC42と相互作用し、両者が集合体（クラスター）を形成する。さらに、そのクラスターがインフラマソームと呼ばれるタンパク質複合体の形成を促し、炎症反応を引き起こす。
（右）FMFや一部のCDC42変異では、PyrinとCDC42の相互作用が病的に強くなる。その結果、病原体の侵入がなくてもPyrin-CDC42クラスターが形成されやすくなり、わずかな刺激でも活性化が起こる状態となる。これにより、過剰な炎症が引き起こされる。
&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;


⽤語解説
1. 家族性地中海熱（FMF）： パイリンをつくるMEFV 遺伝⼦変異により、周期的に発熱や腹膜炎（お腹の内側を覆う膜の炎症）、胸膜炎（肺の表⾯を覆う膜の炎症）などを繰り返す⾃⼰炎症性疾患。⽇本でも500⼈程度の患者さんが報告（2009年全国調査）されており、指定難病（266）に分類されている。
2. パイリン（Pyrin）： インフラマソームの核となる&amp;ldquo;センサー&amp;rdquo;として働くタンパク質。異常を検知すると⾃らが集まり（＝凝集し）、炎症を誘導する司令塔として機能する。
3. CDC42： 細胞の形や動きを制御する因⼦として知られていたタンパク質。今回の研究で、パイリンと相互作⽤することで炎症のスイッチを⼊れる&amp;ldquo;新たな制御スイッチ&amp;rdquo;として働くことが明らかになった。
4. インフラマソーム： 細胞内で炎症を引き起こすための&amp;ldquo;基盤&amp;rdquo;となるタンパク質の複合体。病原体を検知すると組み⽴てられ、炎症反応を⼀気に活性化する役割を果たす。

&amp;nbsp;


論⽂情報
論文名: An N-terminal CDC42 T43I variant reveals the mechanismof pyrin inflammasome activation.&amp;nbsp;
著者名: Aoki, M., Iannuzzo, A., Mertz, P., Feng, S., Iwata, N., Perugini, C., Tsuchida, N., El Masri, R., Kuchitsu, Y.,Tacine, B., Coppola, S., Shibata, H., Cescato, M., Nishitani-Isa, M., Terr&amp;eacute;, A., Kawasaki, Y., Dalmon, S.,Nishimura, K., Magnotti, F., ... Delon, J.
掲載雑誌名: Science Immunology
DOI: 10.1126/sciimmunol.aea0515

&amp;nbsp;

論文名：A genotype-first approach reveals the molecular basis of pyrin inflammasome activation.
著者名: Iwata, N., Kuchitsu, Y., Hijikata, A., Shibata, H., Nishitani-Isa, M., Aoki, M., Izawa, K., Yoshitomi, H., Takita, J., Ueno, H., Taguchi, T., Yasumi, T., &amp;amp; Honda, Y.
掲載雑誌名: Science Immunology
DOI: 10.1126/sciimmunol.aea0705

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

詳細（プレスリリース本文）

&amp;nbsp;

関連リンク

東北大学

京都⼤学⾼等研究院 ヒト⽣物学⾼等研究拠点（WPI-ASHBi）

横浜市立大学

東京薬科大学

東北大学理学研究科

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

お問い合わせ

報道に関すること

東北大学大学院生命科学研究科広報室

TEL: 022-217-6193

Email: lifsci-pr(at)grp.tohoku.ac.jp

&amp;nbsp;



東北大学は持続可能な開発目標（SDGs）を支援しています

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	<title>浅虫海洋生物学教育研究センターで国際臨海実習が行われました</title>
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	<updated>2026-07-30T10:00:00+09:00</updated>
	<summary>7月3日から9日にかけて浅虫海洋生物学教育研究センターにて国際臨海実習（Shinkishi Hatai International Marine Biology Course 2026）が行われました。この 実習は、海外から講師を招き、海洋生物を使った研究を実践的に学んでもらうことを目的としたもので、前回の2024年に続いて2年ぶりの実施となりました。今回 は、講師にDaphne Munroe博士（沿岸生態学、ラトガース大学、アメリカ合衆国）とS&amp;eacute;bastien Darras博士（発生生物学、バニュルス海洋研究所、フランス）を招き、海外から受講学生を募りました。

&amp;nbsp;


実習には、ヨーロッパやアジアの大学から10名、東北大学大学院生命科学研究科から4名の、合計14名の学生が参加し、沿岸生態学と脊索動物発生学を学びました。参加者は、潮間帯の環境要因の多様性観察、多様な脊索動物の形態と初期発生の観察、潮間帯における動植物相と環境要因の関係の解析、個体発生機構の実験的撹乱実験などを経験しました。また 、実習中には、筑波大学の稲葉一男博士による特別講義「The Cilia Worlds under the Sea」を開講し、細胞生物学・生殖生物学分野からみた海洋生物学についても学びを深めました。

&amp;nbsp;


実験室での実習の合間には、センター近くの湯ノ島と鴎島での自然観察も行いました。実習最終日の成果発表会では、それぞれの関心に基づいた成果が発表され、各受講生の海洋生物への知識の充実が伺えました。この 実習が国際的な海洋人材の育成につながることを期待します。
&amp;nbsp;

&amp;nbsp;



沿岸生態学の実習プロジェクトを立案する。受講生が議論して、フィールド調査の内容を検討する。


&amp;nbsp;



脊索動物ホヤの成体を解剖し、配偶子を取り出す方法を実演するDarras博士。

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

</summary>
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	<title>夢見る脳のエネルギーパラドックスを発見 －脳内代謝エネルギー供給増／神経細胞ATP減少の逆説－</title>
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	<updated>2026-07-28T10:00:00+09:00</updated>
	<summary>【発表のポイント】


	マウス脳を広域蛍光イメージング（注１）で観察し、脳血液量、アストロサイト（注２）のピルビン酸（注３）、神経細胞のATP（注４）の変動を解析しました。
	&amp;nbsp;ノンレム睡眠（注５）中には、脳波のシータ帯活動から数秒後の脳血液量変動を予測でき、神経活動と血管反応が連動していることが示されました。
	レム睡眠（注６）に移行する前から脳血液量が増加し始め、その変化は後方の大脳皮質から前方へと広がることが分かりました。
	レム睡眠中には、脳血液量とアストロサイト細胞内のピルビン酸が増える一方で、神経細胞内のATPは低下しました。夢を見るレム睡眠時には、脳内エネルギーの供給と消費の関係が動的に組み替わることを示す発見です。


&amp;nbsp;

&amp;nbsp;


【概要】


&amp;nbsp; &amp;nbsp;私たちは、眠っている間にも夢を見たり、記憶を整理したりしています。特にレム睡眠は、身体は休んでいるにもかかわらず脳は活発に働く、いわば「逆説的」な睡眠状態です。しかし、レム睡眠中に脳にどのように代謝エネルギーが供給され、消費されているのかは十分に分かっていませんでした。


&amp;nbsp; &amp;nbsp; 東北大学大学院生命科学研究科の高橋佑輔大学院生、生駒葉子助教、松井広教授（大学院医学系研究科兼任）らの研究グループは、生きたマウスの自然睡眠中の大脳皮質を、頭蓋骨を開けずに広域蛍光イメージングで観察しました。その結果、夢を見るレム睡眠中には、エネルギー供給の増加を反映すると考えられる脳血液量の増加と、アストロサイト細胞内のピルビン酸増加が見られた一方で、神経細胞が直接利用するエネルギー分子であるATPの細胞内濃度はむしろ低下することが示されました。これは、単純に「血流が増えれば神経細胞のエネルギーも増える」とは言えないことを示す、レム睡眠における脳エネルギーのパラドックス（注７）です。


&amp;nbsp; &amp;nbsp; 生体脳は、コンピュータに比べてはるかに省エネ（注８）で情報処理を行っています。夢を見るレム睡眠時特有の脳内エネルギーの供給と消費のバランスを調べることで、睡眠や記憶の仕組みの理解にもつながることが期待されます。


&amp;nbsp; &amp;nbsp; 本成果は2026年7月27日付でCommunications Biologyに掲載されました。&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;



図1. 研究概要のイメージ：脳が高度な情報処理を行い、記憶や感情などの心の機能を生み出すためには、代謝エネルギーが必要です。

このエネルギーのもととなる酸素やグルコースは、血液によって身体から脳へと運ばれます。本研究では、マウスの自然睡眠中の脳を頭蓋骨越しに観察し、夢と深く関わるレム睡眠への移行時に、脳の局所血液量が大きく増加することを示しました。脳内では、多くの神経細胞は血管に直接接しておらず、グリア細胞の一種であるアストロサイトが、血管と神経細胞の双方に接しています。そこで本研究では、アストロサイト細胞内のピルビン酸と、神経細胞内のATPを、それぞれ蛍光センサーで計測しました。その結果、レム睡眠中には、局所血液量とアストロサイト内ピルビン酸が増加する一方で、神経細胞内ATPはむしろ低下するという、一見逆説的な現象が見出されました。この神経細胞ATPの低下には、レム睡眠特有の情報処理によってATP消費が増大した可能性、アストロサイトから神経細胞への代謝基質の受け渡しが一時的に変化した可能性、あるいは神経細胞内でのATP産生効率が変化した可能性が考えられます。本研究は、脳内の情報処理が、神経細胞だけでなく、血管やアストロサイトを含む代謝ネットワークによって動的に支えられていることを示しています。

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

【用語説明】
注1. &amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;広域蛍光イメージング
広域蛍光イメージングは、蛍光を発する物質やタンパク質を利用して、生きた脳の広い範囲の活動を観察する方法です。本研究では、頭蓋骨を開けずに、マウス大脳皮質全体の血管・代謝動態を観察しました。マウスの頭蓋骨は、頭皮の下では比較的透明ですが、頭蓋骨を露出させて乾燥させると急速に不透明になることが知られています。そこで本研究では、頭蓋骨を紫外線硬化樹脂でコーティングし、湿潤で透明な状態を保つことで、頭蓋骨越しに脳表面の細胞や血管を観察しました。従来は、頭蓋骨を取り除いて小さな窓を作り、脳内を観察する方法が広く用いられてきました。しかし、このような侵襲を加えると、特に血管系やグリア細胞の活動が影響を受ける可能性があります。本研究では、開頭していない頭蓋骨越しに、血管内を流れる蛍光物質や脳実質の細胞に発現させた蛍光タンパク質から生じる蛍光を観察しました。観察には蛍光マクロズーム実体顕微鏡を用いました。実体顕微鏡は、視野が広く、対物レンズから対象までの距離が比較的長い顕微鏡であり、対象の表面を広く観察するのに適しています。本研究では、マウスの大脳皮質全体が観察できる程度の倍率で、励起光を脳に照射し、戻ってきた蛍光を高感度カメラで撮影しました。

&amp;nbsp;


注2.&amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;アストロサイト
脳のアストロサイトは、グリア細胞の一種であり、神経細胞と血管の間に位置して、脳内の代謝、イオン環境、神経伝達、血管反応を調節する細胞です。脳を構成する細胞のうち、神経細胞以外の細胞は総じてグリア細胞と呼ばれます。従来、グリア細胞は脳の隙間を埋める「ノリ」のような存在と考えられてきました。しかし近年、グリア細胞には、脳内のエネルギー代謝やイオン環境を制御する機能があることが示されてきました。さらに、神経細胞とは異なる仕組みで脳内情報処理に関わることも明らかになりつつあり、脳と心の機能におけるグリア細胞の役割に大きな注目が集まっています。グリア細胞は大きく、アストロサイト、ミクログリア、オリゴデンドロサイトに分類されます。アストロサイトは、神経細胞同士をつなぐシナプス結合部位の近くに存在するとともに、脳内を張り巡らされた血管を取り囲む構造を持っています。そのため、神経細胞の活動と血管からのエネルギー供給をつなぐ重要な位置にあります。

&amp;nbsp;


注3.&amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;ピルビン酸
ピルビン酸は、グルコースが分解される過程で作られる代謝物で、ATP 産生につながる重要な分子です。本研究では、アストロサイト内のピルビン酸を蛍光センサーで計測しました。アストロサイトは血管からグルコースと酸素を受け取ります。受け取ったグルコースは、解糖系によってピルビン酸に変換されます。したがって、血管からのグルコース供給量が増えると、アストロサイト内のピルビン酸も増加すると考えられます。ピルビン酸は、アストロサイト内でミトコンドリアに取り込まれ、最終的にエネルギー分子 ATP の産生に利用されます。一方、アストロサイト細胞質のピルビン酸は乳酸に変換されることもあります。乳酸は、モノカルボン酸トランスポーター（MCT）を介してアストロサイト外へ排出され、神経細胞に取り込まれる可能性があります。神経細胞に取り込まれた乳酸は、再びピルビン酸に変換され、ミトコンドリアに取り込まれて ATP 産生に使われると考えられています。この考え方は、アストロサイト・神経細胞間乳酸シャトル仮説と呼ばれます。したがって、アストロサイトのミトコンドリア機能や MCT 機能が変化すると、ピルビン酸の消費や乳酸の排出が変化し、アストロサイト内に乳酸やピルビン酸が蓄積する可能性があります。

&amp;nbsp;


注4.&amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;ATP
ATP は、生物の細胞内でエネルギー通貨として働く分子です。本研究では、レム睡眠という自然な脳状態で、神経細胞内 ATP が低下することを示しました。アデノシン三リン酸（ATP）は、生物の細胞内でエネルギー通貨として機能しています。ATP からリン酸がひとつ外れてアデノシン二リン酸（ADP）になる際に放出されるエネルギーが、さまざまな細胞機能に利用されます。細胞内で ATP を効率よく産生する重要な経路としては、ミトコンドリアにおける酸化的リン酸化が挙げられます。細胞外のグルコースを取り込んだ細胞は、解糖系によってこれをピルビン酸に変換します。ピルビン酸はミトコンドリアに取り込まれ、クエン酸回路を経て NADH や FADH2 などの還元型補酵素が生成され、電子伝達系を介して ATP が多量に作られます。このように、細胞内 ATP 濃度は、供給、すなわち生成と、消費のバランスによって維持されています。ATP は生体内のすべての細胞の機能と生存に必要不可欠なエネルギー分子であるため、これまで、生理的な状況下ではその濃度は比較的安定に保たれていると考えられてきました。本研究は、レム睡眠という自然な脳状態で神経細胞内 ATP が変動することを示した点に大きな特徴があります。

&amp;nbsp;


注5．&amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;ノンレム睡眠
ノンレム睡眠は、レム睡眠以外の睡眠状態です。本研究では、ノンレム睡眠中のシータ帯活動の揺らぎが、数秒後の脳血液量変化と強く関係することを示しました。ノンレム睡眠は、深い睡眠段階を含む睡眠状態です。脳波ではデルタ波（1〜4 Hz）などの低周波成分が目立つことが特徴とされています。ただし、ノンレム睡眠中にも、シータ波（6〜9 Hz）を含め、他の周波数成分は存在します。本研究では、ノンレム睡眠中にシータ帯活動の強さが時間的に変動することに着目しました。その結果、シータ帯活動の揺らぎが、約4〜5秒後の脳血液量変化と強く関係することが示されました。これは、ノンレム睡眠中にも、神経活動と血管反応が密接に結びついていることを示唆しています。

&amp;nbsp;


注6．&amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;レム睡眠
レム睡眠とは、急速眼球運動（REM; Rapid Eye Movement）を伴う睡眠状態です。夢や記憶の整理と関連すると考えられ、脳波と筋電図を組み合わせることで判定できます。目を閉じて眠っている間でも、まぶたの奥で眼球が急速に動く時期があります。この急速眼球運動を REM と呼びます。レム睡眠中にヒトを起こすと、夢を見ていたと報告することが多いため、レム睡眠中に過去の経験を記憶するものと忘れるものとに選り分け、その過程で夢を見るという仮説が生まれました。このような機能をレム睡眠が実際にどの程度担っているかについては議論がありますが、他の睡眠状態とは異なる特有の情報処理がレム睡眠中に行われていることは強く示唆されています。レム睡眠中には、脳波の周波数成分のうちシータ波（6〜9 Hz）が強まり、デルタ波（1〜4 Hz）が低下します。また、身体を支える筋肉は強く弛緩するため、筋電図はほぼ平坦になります。したがって、脳波と筋電図を合わせて記録することで、レム睡眠が生じている時間帯を特定できます。

&amp;nbsp;


注7．&amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;脳エネルギーのパラドックス
本研究では、レム睡眠時に脳血液量とアストロサイト内ピルビン酸が増える一方で、神経細胞内 ATP が低下する現象を「脳エネルギーのパラドックス」と呼びます。パラドックスとは、日本語で「逆説」などと訳され、一見すると常識に反していたり、矛盾していたりするように思える事象や命題でありながら、よく考えると一定の論理的根拠や真実を含んでいる状況を指します。本研究では、レム睡眠時に脳血液量が増加し、脳内へのエネルギー供給が高まっていると考えられる状況でありながら、神経細胞内のエネルギー分子 ATP が減少する現象を脳エネルギーのパラドックスと呼びます。この現象は、レム睡眠時に神経細胞による ATP 消費が大きく増加している可能性、神経細胞への代謝基質の供給が一時的に滞る可能性、あるいは神経細胞内での ATP 産生様式が変化している可能性を示唆します。いずれにせよ、レム睡眠は、神経細胞内での代謝エネルギー動態が大きく組み替わる脳状態であると考えられます。

&amp;nbsp;


注8．&amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;省エネ
ヒトの脳は、成人でおよそ 20 ワット程度のエネルギーで働いていると推定されています。これは、現代の計算機と比較しても驚くほど高効率な情報処理です。このエネルギー量は、薄い白熱球を灯す程度に相当します。一方、標準的なパソコンや大規模なスーパーコンピュータは、脳とは異なる原理で計算を行い、用途によってははるかに大きな電力を必要とします。それと比較すると、生物の脳は驚異的な省エネルギー性能を実現していると言えます。脳がこのような高効率な情報処理を実現する秘密の一端は、脳内での代謝エネルギー分子の動態を調べることで明らかになると期待されます。本研究は、レム睡眠中に、血管からの供給、アストロサイトの代謝、神経細胞の ATP 状態が単純に同じ方向へ変化するのではなく、脳状態に応じて異なる振る舞いを示すことを明らかにしました。このような動的なエネルギー配分は、生物の脳に特有の省エネルギー型情報処理を理解する手がかりになると考えられます。

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;



【論文情報】
タイトル：&amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;Energy paradox in REM sleep: balancing supply and consumption in brain metabolism
著者：&amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;Yusuke Takahashi, Yoko Ikoma, Ko Matsui*
筆頭著者：&amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;東北大学 大学院生命科学研究科 超回路脳機能分野&amp;nbsp; 大学院生　高橋 佑輔
*責任著者：&amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;東北大学 大学院生命科学研究科 超回路脳機能分野&amp;nbsp;&amp;nbsp; 教授　松井 広
&amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;研究室：&amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;http://www.ims.med.tohoku.ac.jp/matsui/
掲載誌：&amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;Communications Biology
DOI：&amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;https://doi.org/10.1038/s42003-026-10646-6

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

詳細（プレスリリース本文）

&amp;nbsp;

関連リンク

東北大学

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;


【問い合わせ先】
（研究に関すること）
　東北大学大学院生命科学研究科
　教授　松井 広（まつい こう）
　TEL: 022-217-6209
　Email: matsui(at)tohoku.ac.jp

&amp;nbsp;

（報道に関すること）
　東北大学大学院生命科学研究科広報室
　高橋 さやか（たかはし さやか）
　TEL: 022-217-6193
　Email: lifsci-pr(at)grp.tohoku.ac.jp

&amp;nbsp;



東北大学は持続可能な開発目標（SDGs）を支援しています



</summary>
	<id>https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/</id>
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	<title>東北大学植物園八甲田山分園実験棟の登録有形文化財登録が答申されました。</title>
	<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/" />
	<updated>2026-07-23T15:00:00+09:00</updated>
	<summary>文化審議会は、7月17日、「東北大学植物園八甲田山分園実験棟」ほか163件を登録有形文化財として新たに登録するよう文部科学大臣に答申しました。近く答申どおり告示される予定です。
これにより、本学の登録有形文化財（建造物）として14件目の登録となります。


【登録有形文化財制度とは】
登録文化財制度は、文化財保護法の一部を改正する法律（平成8年10月1日施行）によって導入された制度です。従来の文化財指定制度が、手厚い保護と共に、現状変更を原則禁止するなどの強い規制を行うのに対し、登録文化財制度は、届出制と指導・助言などを基本とする緩やかな保護措置を講じることによって文化財の活用を促し、国や地方公共団体の文化財指定制度を補完するものとなっています。

&amp;nbsp;



北西外観｜背面

&amp;nbsp;



実験室内｜北東より望む

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

関連リンク

東北大学

Yahooニュース
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	<id>https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/</id>
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	<title>マイクロ液滴を含む新流体材料を利用した「マイクロフローアッセイ法」の開発に成功〜ウイルス感染能の超高感度定量測定を実現〜</title>
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	<updated>2026-07-23T11:00:00+09:00</updated>
	<summary>ポイント



	PCR法では困難だった、ウイルス感染能の超高感度定量測定を可能にする新たな技術「マイクロフローアッセイ法」を開発しました。マイクロフローアッセイ法では、ウイルス感染能を迅速に定量測定することができ、従来のプラークアッセイ法と比べて10倍以上高い感度で大幅な測定時間の短縮を実現しました。
	ウイルス感染能の高感度測定にむけ、多糖類の一種であるデキストラン（Dex）からなるマイクロ液滴が分散した新たな全水系の流体材料を開発しました。
	M13ファージウイルス注1）と大腸菌をDexマイクロ液滴内に局在させ、ウイルスを閉じ込めることに成功し、フローサイトメトリー解析注2）によるウイルス感染能の超高感度定量測定が可能になりました。


&amp;nbsp;

概要

&amp;nbsp;

　ウイルスの超高感度検出は、感染症の拡大を防ぐ上で重要な技術です。ウイルスの核酸量を測定するPCR法は、ウイルスの絶対量を高感度で測定する技術として実用化されています。しかし、PCR法では失活したウイルスも計測されるため、感染能の正確な定量評価には適しておらず、ウイルス感染能を超高感度定量測定する技術は、未確立の現状にあります。
　本研究チームでは、細胞内に見られるマイクロ液滴から着想を得て、ウイルス感染能の超高感度定量測定を可能にする新たな流体材料の開発に成功しました。開発した流体材料は、その内部にマイクロ液滴を含みます。通常、マイクロ液滴は速やかに融合し、マクロな相分離に至るため、微小空間が求められる微量サンプルの高感度検出への適用は困難でした。本研究チームは、ポリエチレングリコール（PEG）水溶液中に作られるデキストラン（Dex）マイクロ液滴の融合を長時間にわたり抑制するAzSAPペプチドナノファイバーを用いて、マイクロ液滴が分散した新たな流体材料を開発しました。流体材料中のDexマイクロ液滴内部に、M13ファージウイルスと、その宿主細胞である大腸菌を局在させると、ファージウイルスの液滴外での二次感染注3）が抑えられ、フローサイトメトリー解析によってウイルス感染の超高感度定量測定が可能になりました。本研究で開発した新たなウイルス感染能の定量測定法「マイクロフローアッセイ法」は、従来の感染能測定方法であるプラークアッセイ法に比べて10倍以上高い感度と、測定時間の大幅な短縮を実現しました。

　本研究成果は、2026年7月22日（水）、Nature Communications誌のオンライン版で公開されました。




図　（a） AzSAPの分子構造。
（b,c） 不安定な従来のDex液滴（b）と、安定性、流動性、時空間的な制御性を兼ね備えたDex液滴/AzSAPシステム（c）の比較。

Dex/PEGのマイクロ液滴に対してAzSAPを添加すると、系中でナノファイバーを形成し、安定性、流動性、時空間制御性を持ったDex液滴が形成される。（図はNature Communicationsより改変）


&amp;nbsp;

研究体制：本研究は、東京農工大学大学院工学研究院応用化学部門の内田紀之特任講師、村岡貴博教授、同研究院先端物理工学部門の吉野大輔教授、大学院工学府の村西和佳特任助教、矢口敦也（博士後期課程修了）、近藤詩織（博士前期課程修了）、吉田彩乃（博士前期課程）、樋口元気（博士前期課程修了）、付若瀛（博士前期課程修了）、竹之内隆伸（博士後期課程）、横浜市立大学大学院生命医科学研究科の川端悠（博士後期課程）、梅澤遥佳（博士前期課程）、石本直偉士助教、田尻道子特任助教、明石知子客員教授、朴三用教授、北里大学大学院理学研究科の關拓和（博士後期課程）、同大学未来工学部の渡辺豪教授、東京大学大学院工学系研究科の野地博行教授、韓国基礎科学支援研究院バイオ融合研究部の李映昊教授、東北大学学際科学フロンティア研究所の奥村正樹准教授（ディスティングイッシュトアソシエイトプロフェッサー、兼生命科学研究科）、台湾国立陽明交通大学応用化学科の平松弘嗣教授、徳島大学先端酵素学研究所の齋尾智英教授の国際研究グループによって行われました。

&amp;nbsp;

【用語解説】


注1）M13ファージウイルス
大腸菌に感染する糸状の細菌感染ウイルスの一種。一本鎖DNAをゲノムとして持ち、宿主細胞を破壊することなく増殖できる。

&amp;nbsp;

注2）フローサイトメトリー解析
細胞や微粒子を液体中に分散させて一列に流し、レーザー光を照射することで、散乱光や蛍光シグナルを測定し、それぞれの粒子の物理的・生物学的特性を高速かつ定量的に解析する手法。
&amp;nbsp;


注3）二次感染
一度ウイルスに感染した後、別の病原体に新たに感染すること。
&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

【論文情報】

論文タイトル：Supramolecular nanofiber stabilization of microdroplets enables ultra-sensitive virus infection analysis
著者：Noriyuki Uchida, Atsuya Yaguchi, Shiori Kondo, Kazuyoshi Muranishi, Haruka Kawabata, Haruka Umezawa, Naito Ishimoto, Michiko Tajiri, Satoko Akashi, Takuya Seki, Go Watanabe, Ayano Yoshida, Genki Higuchi, Jakuei Fu, Takanobu Takenouchi, Daisuke Yoshino, Hirotsugu Hiramatsu, Masaki Okumura, Tomohide Saio, Hiroyuki Noji, Young-Ho Lee, Sam-Yong Park, Takahiro Muraoka
*責任著者：Noriyuki Uchida（内田紀之）、Sam-Yong Park（朴三用）、Takahiro Muraoka （村岡貴博）
URL：https://www.nature.com/articles/s41467-026-75297-x
DOI：10.1038/s41467-026-75297-x

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

詳細（プレスリリース本文）

&amp;nbsp;

関連リンク

東北大学

東北大学 学際科学フロンティア研究所


&amp;nbsp;

【問い合わせ先】

（報道に関すること）

東北大学 学際科学フロンティア研究所 企画部
TEL: 022-795-4353
E-mail: fris-pr(at)grp.tohoku.ac.jp
&amp;nbsp;

&amp;nbsp;



東北大学は持続可能な開発目標（SDGs）を支援しています

</summary>
	<id>https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/</id>
</entry>	<entry>
	<title>GLOBAL NATURE POSITIVE SUMMIT 2026（GNPS2026）にNP拠点メンバーが登壇します</title>
	<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.naturepositive-hub.jp/topics/969/" />
	<updated>2026-07-10T17:00:00+09:00</updated>
	<summary></summary>
	<id>https://www.naturepositive-hub.jp/topics/969/</id>
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	<title>東北大学大学院生命科学研究科 特任助教（研究）「COI-NEXTネイチャーポジティブ発展社会実現拠点ブリッジフェロー」の募集</title>
	<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/" />
	<updated>2026-07-10T14:00:00+09:00</updated>
	<summary>東北大学大学院生命科学研究科 生態発生適応科学専攻 生態ダイナミクス講座 統合生態分野（近藤倫生研究室）では、特任助教（研究）を募集しています。

&amp;nbsp;

募集の背景、プロジェクトの説明
　東北大学COI-NEXTネイチャーポジティブ発展社会実現拠点（NP拠点）では、ネイチャーポジティブ社会の実現に向けて、異分野の連携を通じた新しい知の統合（シンセシス）の創出を目指しています。 ここでいうシンセシス研究とは、自然科学のみならず、人文・社会科学（経済学、哲学等）や行動科学、さらには地域知など、多様な分野・主体が持つ知見やデータを統合し、新しい概念や実践知を生み出す研究です。その成果は、社会課題の解決に向けたホワイトペーパー（課題や解決策の根拠を示す文書）やブループリント（実装に向けた設計図）につながる学術成果として社会へ還元されることを目指しています。
　こうした研究を推進するために、NP拠点では「科学と社会の知をつなぐ新しい学際人材」＝ブリッジフェローの育成・活躍を重視しています。 ブリッジフェローとは、自身の専門性を基盤としながら、異分野の研究者、地域社会、行政、企業などとの対話や協働を通じて、その専門性をさらに発展させ、新しい知の統合（シンセシス）を生み出す研究者です。従来の専門分野に閉じた研究者でも、単なるコーディネーターでもなく、研究と社会実践の双方に主体的に関わりながら、新しい学術領域や社会実装を切り拓く役割を担います。 本公募では、専門分野を持ちながらも、その枠を越えて新たな知の創出や社会課題の解決に挑戦する意欲のある研究者を募集します。

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;


NP拠点では、以下のような方を歓迎します。


	自然科学と社会科学の両方に関心・経験がある
	学際的テーマに挑戦したい、分野を越えて学びたい意欲がある
	既存データの統合から新しい知を生み出す研究に興味がある
	地域社会に入り、実践から学びたい意欲がある
	価値観の異なる関係者と協働できる柔軟性がある
	失敗を恐れず、未知の領域に挑む姿勢がある


※NP拠点：https://www.naturepositive-hub.jp/

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;


募集種別：特任助教（研究）　
※ブリッジフェロー

&amp;nbsp;

配属部署：生命科学研究科生態発生適応科学専攻 生態ダイナミクス講座
統合生態分野（近藤倫生研究室）

&amp;nbsp;

募集人員：若干名

&amp;nbsp;

公募締切日：2026年11月30日（月）必着
※応募のあった者から順次選考を実施する。採用予定者が決定した時点で締切日前であっても募集を締め切る。

&amp;nbsp;

仕事内容・職務内容
NP拠点のブリッジフェローとして、研究と社会共創の両方に携わる。具体的には以下A、B、Cの業務・役割を担当する。

&amp;nbsp;

A：研究（学際研究・シンセシス研究）


	異分野データを用いた統合解析・メタ解析
	シンセシス論文の共同執筆
	WGの支援（議論整理、可視化、論文化支援）


B：社会共創


	地域（行政・企業・住民）との協働支援
	地域の政策・実践・歴史資料などの&amp;ldquo;既存地域知&amp;rdquo;の抽出・整理
	地域から得られる知見の学術的構造化


C：横断的な役割


	学際研究と社会共創をつなぐ「知の通訳者」としての調整
	合宿（Synthesis Retreat）の企画・運営
	データコア・事務局との協働による研究推進支援


&amp;nbsp;

給与
年俸 : 600万円～（税控除前）
※学歴、経歴等を鑑みて年俸額（控除前）を決定する

&amp;nbsp;

勤務時間
専門業務型裁量労働制（みなし労働時間：7時間45分/日）

就業時間：08:30-17:15　　休憩時間：12:00-13:00


休日：土・日・祝日、国民の祝日、12月29日から翌年1月3日までの日、及び本研究科が定める日、並びに東北大学の規定による休暇
時間外勤務、その他説明 : 裁量労働制を適用。

&amp;nbsp;

応募資格


	博士の学位を有する方、あるいは着任予定時期までに博士の学位を取得見込みの方
	自然科学・社会科学・人文科学のいずれかの専門分野を持つ方
	分野横断的研究への強い意欲
	地域・行政・企業など多様な主体とのコミュニケーション能力
	日本語または英語での業務遂行能力


（地域実践の場面は日本語が望ましいが、国際研究推進は英語能力を歓迎）

&amp;nbsp;

雇用形態
常勤職員（有期雇用）

&amp;nbsp;

契約期間
任期あり　2027年4月1日～2028年３月31日（テニュアトラック以外）
着任日：2027年4月1日以降のできるだけ早い時期（採用日については応相談）
毎年度ごとに更新。延長可能性あり（最大3年まで更新可）
＊更新の条件：勤務態度、勤務成績、予算の都合による
試用期間（6ヶ月）

&amp;nbsp;

勤務地
〒980-8579 宮城県 仙台市青葉区片平2-1-1　東北大学片平キャンパス内
グローバルコネクトハブ５階　
※NP拠点連携地域への出張あり

&amp;nbsp;

待遇
各種制度は東北大学の規定による
＜加入保険＞


	健康保険 : あり
	厚生年金保険 : あり（文部科学省共済組合）
	労災保険 : あり
	雇用保険 : あり


&amp;nbsp;


応募方法
応募はオンラインフォームから受け付けます。提出書類についてもオンラインフォームからアップロードください。
応募フォーム　　https://forms.gle/AZD3fdSFecUydrjo9

※応募にはGoogleアカウントでのログインが必須となります。

&amp;nbsp;

＜提出書類＞


	履歴書（本学様式で作成ください）


　※履歴書様式　https://c.bureau.tohoku.ac.jp/jinji-top/external/resume_cv/


	研究業績リスト（論文、書籍、学会発表、講演等）
	志望理由書（A4版 1〜2枚）


※「ブリッジフェローとして何を実現したいか」に言及すること。


	これまでの社会連携・学際・協働に関する経験や実績（任意）
	推薦書1通（任意）


&amp;nbsp;

選考方法
書類選考の上、面接を実施します。面接は複数回実施する場合もあります。
面接の詳細は、メールにて連絡いたします。
選考では以下の点を重視します。

(1) 書類選考


	これまでの研究実績
	志望動機（科学と社会のつなぎ手としての意欲）


(2) 面接（オンライン可）


	研究への姿勢
	協働能力
	NP拠点のビジョンへの理解


※ 単純な専門性ではなく、創造性・協働性・挑戦性を重視します。

&amp;nbsp;

結果通知方法
審査結果はメールにて連絡いたします。

&amp;nbsp;

連絡先
東北大学COI-NEXTネイチャーポジティブ発展社会実現拠点
事務支援室長　佐々木　美由紀
E-mail：nature_positive_hub(at)grp.tohoku.ac.jp
TEL：022-217-5055
※(at)を@に変更して送信してください。
※ブリッジフェローに関する質問等は、下記の問合せフォームからお願いいたします。
問合せフォーム　https://forms.gle/7V3cypZNoMFaEhQLA

&amp;nbsp;

&amp;nbsp;

備考
選考の過程でプレゼンテーション等をお願いする場合があります。


	東北大学は多様性、公正性、包摂性（Diversity, Equity &amp;amp; Inclusion : DEI）を向上させる活動を推進しており、多様な人材の積極的な応募を歓迎します。


東北大学DEI 推進宣言WEB ページ https://dei.tohoku.ac.jp/vision/about/


	雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律第8 条に基づき女性教員の在籍率を改善するための措置として、公正な評価に基づき職務に必要とされている能力が同等と認められる場合は、女性を優先的に採用します。
	学生および教職員が学業・研究・職務の遂行において、多様な性を尊重する環境を実現することを目的として、その方針と具体的な対応の内容を示した「東北大学-みんなが主役-多様な性に関するガイドライン」を制定しています。


ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン推進センターWEB ページ
https://dei.tohoku.ac.jp/vision/consulting/for_minority/


	東北大学には全学教職員が利用できる川内けやき保育園（定員22 名）及び青葉山みどり保育園（定員116 名）の他、大学病院所属の職員等が利用できる星の子保育園（定員120 名）があり、全国の国立大学の事業所内保育施設として最大規模の保育環境が整っています。


また、大学病院内に軽症病児・病後児保育室もあり、全学教職員が利用できます。


	その他、男性教職員の育児休業等促進策も含めた本学の両立支援、研究支援等の詳細及び共同参画の取組については、下記URL をご覧ください。


ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン推進センターWEB ページ
https://dei.tohoku.ac.jp/vision/consulting/for_family/

&amp;nbsp;

人事企画部WEB ページ https://c.bureau.tohoku.ac.jp/jinji-top/external/a-4-kosodate/
&amp;nbsp;

</summary>
	<id>https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/</id>
</entry>	<entry>
	<title>近藤倫生教授の取材記事が読売新聞に掲載されました。</title>
	<link rel="alternate" type="text/html" href="https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/" />
	<updated>2026-07-07T13:00:00+09:00</updated>
	<summary>
統合生態分野の近藤倫生教授の取材記事が読売新聞に掲載されました。

記事では海水中のDNAを抽出し、生息する魚類を推定する環境DNA観測網「ANEMONE」について紹介されています。

&amp;nbsp;


読売新聞7/6朝刊　14ページ
［サイエンスＲｅｐｏｒｔ］アネモネ　「環境ＤＮＡ」観測網　世界に拡大
https://www.yomiuri.co.jp/science/20260705-GYT8T00129/

</summary>
	<id>https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/</id>
</entry>

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