趣旨
NEDOのムーンショット型研究開発事業において、東北大学及び農研機構は2020年度より「資源循環の最適化による農地由来の温室効果ガスの排出削減」プロジェクトを開始しました。一方、EUの研究・イノベーション事業 Horizon 2020 においては、欧州共同プログラムSOILプロジェクトとして、複数の土壌関連の研究プロジェクトが実施中です。本シンポジウムでは、これらのプロジェクトの目標を共有するとともに、農地由来の温室効果ガスの排出削減に関する研究を先導する研究機関の最新の研究動向を紹介し、地球環境再生のために、持続可能な資源循環の実現による、地球温暖化問題の解決(クールアース)に向けた議論を行います。
日時
8時00分~11時10分 (フランス時間)
目的
- 農業生産と地球規模の環境保全を両立する破壊的イノベーションに向けた研究戦略の発信
- 日本とフランス、EUを核とした農地における温室効果ガス削減技術ならびに土壌および微生物研究の連携
プログラム
開会 |
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仏時間 |
日本時間 |
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8時00分 |
16時00分 |
開催挨拶
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8時05分 |
16時05分 |
挨拶
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8時20分 |
16時20分 |
開会挨拶
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講演 |
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8時25分 |
16時25分 |
「ムーンショット型研究開発事業『資源循環の最適化による農地由来の温室効果ガスの排出削減』」 |
8時45分 |
16時45分 |
「欧州共同プログラムSOILプロジェクト『気候に配慮した持続的農地土壌管理に向けて』」 |
9時05分 |
17時05分 |
「欧州共同プログラムSOILプロジェクト『TRACE-Soils:欧州の保全型農業下における土壌炭素隔離、温室効果ガス排出、土壌からの養分損失間のトレードオフの根底にあるメカニズム』」 |
9時25分 |
17時25分 |
(休憩) |
9時40分 |
17時40分 |
「持続可能な社会に向けた窒素の物質循環の促進によるN2O削減へのチャレンジ」 |
10時00分 |
18時00分 |
「農耕地におけるN2O排出の削減とムーンショットプロジェクトの挑戦」 |
10時20分 |
18時20分 |
「微生物によるN2O吸収」 |
10時40分 |
18時40分 |
「農業における微生物接種のための生態学的ニッチ理論の構築」 |
11時00分 |
19時00分 |
「INRAEとNAROの連携について」 |
11時05分 |
19時05分 |
総括
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閉会 |
主催
参加費
使用言語
定員
参加申込
https://prd.form.naro.go.jp/form/pub/naro01/sympo_en
シンポジウム終了後、テーブルを自由に移動しながら会話できるウェブ会議システム'Remo'を用いた自由参加のレセプションを行います。時間内の入退室は自由です。お気軽にご参加ください。参加アドレスは当日シンポジウム中に案内いたします。
申込締切
シンポジウム事務局(東北大学・農研機構)
E-mail CoolEarth(at)ml.affrc.go.jp
東北大学大学院生命科学研究科
E-mail minamisawa-ms03(at)grp.tohoku.ac.jp