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基礎ゼミ受講生・ポスター最優秀賞、プレゼンテーション賞受賞

基礎ゼミ受講生・ポスター最優秀賞、プレゼンテーション賞受賞

2013.10.04 09:52

基礎ゼミ成果発表会で「野菜・果物を盆栽として育ててみよう」受講生がダブル受賞

所属 生態システム生命科学専攻・植物生殖遺伝分野
名前 渡辺正夫
URL http://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/watanabe/
E-mail nabe*ige.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

 2006年以来、7年ぶりに全学教育科目「基礎ゼミ」を担当しました。学部の異なる20名の受講生に、「野菜・果物を盆栽として育ててみよう-栽培を通して、観察眼を養い、栽培の大変さも理解してみよう-」と題して、野菜を育てることで、様々な体験をしてもらい、その中から、自分たちで問題を発見し、解決するという実験・研究型の講義を行いました。

 多くの基礎ゼミは、毎週1回の講義であったり、集中講義ですが、今回企画したものは、植木ばち、土を渡し、種子はこちらで10種類以上を用意して、その中から2種類を選んで、栽培をし、収穫をするというもの。受賞した学生さんの言葉を借りれば、「毎日が基礎ゼミ」というものでした。また、20名の受講生の情報交換をよくするために、研究室のHPに観察した内容を投稿してもらい、渡辺の方でそれぞれにどう考えて、対応するべきかなどのコメントをするという、HPを活用したものにしました(http://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/watanabe/diary/113/)。

 9月27日の午後から川内北キャンパスで、「基礎ゼミ成果発表会」があり、受講生のうち、4名(農学部1年生:木幡龍弥さん、小倉拓也さん、西谷滉さん、法学部1年生:佐藤聖人さん)がポスター発表にチャレンジし、見事、ポスター最優秀賞とプレゼンテーション賞のダブル受賞となりました。大学のHPにも近日中に他の受賞についてもお知らせがあると思います。表彰式のあと、花輪公雄・理事(教育・学生支援・教育国際交流 担当)からも、「おもしろい企画で、とても熱心な活動で、とてもよい発表でした」と、声をかけて頂きました。

 生命という刻々と変わる現象というか、表現型に対して、きちんと観察して、対応する力がこのゼミを通して習得できたということが評価されたものと思っております。次にこの基礎ゼミを担当するのは、しばらくあとかもしれないですが、講義を担当して、受講生がこのような受賞をしてくれるということは、望外の喜びでした。何より、野菜・果物栽培を通じて、生命の不思議を理解してくれたのだと思います。