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河北新報・朝刊にアウトリーチ活動関連記事掲載

河北新報・朝刊にアウトリーチ活動関連記事掲載

2014.07.30 08:48

「科学者の卵」集合 東北大で高校生向け講座」と題して、記事掲載

所属 生態システム生命科学専攻・植物生殖遺伝分野
名前 渡辺正夫
URL http://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/watanabe/
E-mail nabe*ige.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

 5年前に、東北大学の全学企画として始まったアウトリーチ活動の「科学者の卵養成講座」。最初の3年間は、生命科学研究科がお世話役で、渡辺もそのメンバーの一人でした。今年度からは「飛翔型・科学者の卵養成講座」として、科学の眼を要請するだけでなく、グローバルに活躍できる人材育成ということで、高校1, 2年生への講義、実習などを企画しています。その最初の講義が、7月26日(土)に、工学研究科・大会議室で行われ、開講式に引き続いて、トップバッターとして講義を行ったのが、渡辺でした。「ダーウィンも注目した高等植物の自家不和合性--花粉と雌しべの細胞間コミュニケーションとその分子機構--」と題して、身の回りにある植物、作物の受粉、受精過程に潜む「不思議」を見つめ直し、植物に多様性をもたらす「自家不和合性」について、お話をしました。

この時の様子について、河北新報社から当日取材があり、その内容が、7月28日付の河北新報・朝刊に「「科学者の卵」集合 東北大で高校生向け講座」と題して、記事掲載が掲載されました。渡辺の研究室にも関連した記事を掲載しております。合わせてご覧頂ければ、幸いです。冬には、渡辺のこれまでの歩みをモデルとした「キャリア教育」の講義も予定しております。
 今後もこうしたアウトリーチ活動を大学院での教育研究と同様に重要な位置づけにして、活動していきたいと思っております。アウトリーチ活動の内容リクエストなどあれば、幸いです。

なお、私たちは、植物の生殖形質を遺伝学の手法を用いて、その分子機構を解明することを目標に、研究を行っております。主として研究しているのは、アブラナ科植物の自家不和合性の分子機構、花粉成熟に係わる分子メカニズム、低分子RNAの生殖形質への関連などです。そこで、こうした点を明らかにするために、遺伝学、植物学、作物学、育種学などの基礎を持ち、分子生物学の素養を有した学生さんと一緒に研究できれば、幸いです。ぜひ、渡辺まで、ご連絡ください。