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2022.08.28 NHK再放映-松井広教授出演

2022.08.28 NHK再放映-松井広教授出演

2022.08.22 08:30
NHK「ヒューマニエンス 40億年のたくらみ」"天才"ひらめきのミステリー (オリジナル放映日:2021.06.03)の再放映があります。生命科学研究科・超回路脳機能分野の松井広教授が出演されています。約1年前の放送でしたが、 好評につき、再放送されることになりました。
 
 
NHKBSプレミアム
8月28日(日)
午前1:47~午前2:47(60分)
人間という不確かで不思議な存在とは何か?科学と未知の領域を行き来しながら、その真の姿に迫っていくシリーズ!今回は「天才」が生み出す“ひらめき”の謎とミステリー! https://www.nhk.jp/p/ts/X4VK5R2LR1/schedule/te/2Z28LZJPR9/ https://www.nhk.jp/p/ts/X4VK5R2LR1/episode/te/2Z28LZJPR9/
 
 
独創的な発想で世界を変える「天才」たち。その「ひらめき」に最新科学は迫る。天才棋士の直感は、大脳基底核が瞬時に生み出す。独創的なアイデアは脳の回路、デフォルト・モード・ネットワークで、記憶の海を散歩しながら着想されるという。さらにアインシュタインの脳を解剖した結果、1.7倍の「グリア細胞」が発見され、知性をもたらす新たな仕組みが明らかに。天才とIQの意外な関係など、天才の頭脳の深淵を妄想する。
 
 
超回路脳機能分野の松井広教授は、専門の脳科学の観点から、特に、脳内の神経細胞とは異なるグリア細胞の役割について解説します。グリア細胞とは、グルー、すなわち、ノリという単語にその名を由来します。従来は、脳のなかで神経細胞と神経細胞の間の隙間を埋めるだけの存在と考えられてきました。しかし、松井教授らの研究によって、グリア細胞は神経活動に応答し、グリアから神経へ信号が伝わることが明らかになってきました。グリア細胞は、神経回路とは異なった形で、脳内情報処理に関わっている可能性が挙げられていま す。まさに、異なる性質の情報を「グルー」のように結びつけ、新たな発想やひらめきを生み出す源泉に、グリアの働きはあるのかもしれません。
 
 
東北大学 大学院生命科学研究科
超回路脳機能分野
教授・松井 広(まつい こう)