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第六回 サイエンスバー開催のご案内

第六回 サイエンスバー開催のご案内

2020.08.13 10:00
8月27日にWebセミナー、第六回サイエンスバーを開催いたします。 皆様ぜひ参加ください!
お話の後はSpatial Chatを使った懇親会も開催します!!
※zoomURLは近日中にメールでお知らせします。
 
日時:2020年8月27日(木) 19:00~ 
 
スピーカー:大隅典子先生(医学系研究科発生発達神経科学分野・生命科学研究科神経発生生物分野)
 
タイトル:
〈個性〉の研究へのチャレンジ:父加齢発達障害モデルを例として
 
要旨:
人間の〈個性〉は、身体的にも表れるが、認知的能力やパーソナリティなど、脳神経系の機能に大きく関係する。心理学では、こうした認知的能力やパーソナリティの個人差について、知覚現象などに代表されるヒトとしての心的機能の共通性と合わせて、個別性(〈個性〉)を法則的に理解することを試みてきた。しかし、ヒトの心的(認知的)機能の共通性については、関連する神経科学的研究との連携によって、かなりのことが解明されてきたにもかかわらず、心的機能の個人差、すなわち〈個性〉の問題については現象の記述的説明レベルにとどまっており、その神経生物学的基盤については未だ十分には明らかにされていない。我々は疫学データに基づく「父加齢による自閉スペクトラム症増加」という仮説の検証を通じて、多様な〈個性〉が生み出される生物学的基盤をエピジェネティクスの観点から究明したいと考えている。今回の生命科学研究科主催オンラインサイエンスバーでは、平均値で語れない科学へのチャレンジについてディスカッションしたい。
 
 
主催 東北大学生命科学研究科ダイバーシティ推進委員会