環境の変化やそれに伴って生じる生物間相互作用に着目し、遺伝的多様化・表現型多様化のメカニズムについて研究しています。進化生態学をベースとし、生態学・分子生物学・古生物学を組み合わせた学際的な視点で、様々な仮説を検証しています。そのための研究モデルとして、生態や環境を反映し化石として残る殻・性的な相互作用に関連する生殖器など、多様な表現形質をもつ軟体動物や、その捕食者である昆虫類・魚類を扱っています。一方で、環境の変化だけでなく、人間活動も生物の多様化に影響してきたと考えられます。そこで、軟体動物をモデルとし、移入種を用い急速に生じる進化的変化についても研究を進めている他、在来生態系の保全の観点から研究に取り組んでいます。
助教 平野 尚浩

キャンパス | 川内 キャンパス |
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所属研究室 |
生物多様性保全
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連絡先 | 022-795-7560 |
takahiro.hirano.d8@tohoku.ac.jp | |
ホームページ | https://researchmap.jp/7000022456/ |
経歴 |
2011年3月 静岡大学 理学部 生物科学科 卒業
2016年3月 東北大学大学院 生命科学研究科 生態システム生命科学専攻 (現:生態発生適応科学専攻) 修了:博士(生命科学) 2016年4月 東北大学 東北アジア研究センター 日本学術振興会 特別研究員(PD) 2017年4月 東北大学 東北アジア研究センター 研究支援者 2017年10月 東北大学 東北アジア研究センター 教育研究支援者 2018年6月 University of Idaho Department of Biological Sciences 日本学術振興会 海外特別研究員 (Postdoctoral Researcher) 2018年10月 東北大学 東北アジア研究センター 助教 |
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著書・論文 |
Researchmap を参照 https://researchmap.jp/7000022456/
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所属学会 |
日本生態学会
日本貝類学会 軟体動物多様性学会 日本ベントス学会 |
最近の研究について
陸産貝類の種多様化の歴史と要因についての研究
古代湖や島嶼などの閉鎖系における進化研究
古生物学からせまる軟体動物の進化史研究
軟体動物の保全上の問題解決に向けた研究と具体策
古代湖や島嶼などの閉鎖系における進化研究
古生物学からせまる軟体動物の進化史研究
軟体動物の保全上の問題解決に向けた研究と具体策