自分が学生だったころと比べても科学(技術も含めて)の進歩はすさまじいなと感じています。そして生命現象が明らかになるにつれ、それが共通性であっても多様性であってもその意外性に驚かせられます。 私自身もそんな意外な研究を目指して、Mechanobiologyという新しい研究分野に取り組んでいます。 細胞が力学的な刺激を受けとると、遺伝子の発現に変化が生じ、個体の発生や臓器の形成に重大な影響を及ぼすことが分かってきました。 このような力学的な刺激と転写制御との関わりを、マウス、ゼブラフィッシュ、培養細胞を用いて研究しています。
助教 久保 純

キャンパス | 星陵 キャンパス |
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所属研究室 |
神経機能制御
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連絡先 | 022-717-8596 |
atsushi.kubo.c7@tohoku.ac.jp | |
ホームページ | http://www2.idac.tohoku.ac.jp/dep/devn/index.htm |
経歴 |
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著書・論文 |
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所属学会 |
発生生物学会 |
最近の研究について
遺伝子発現制御における力学的な刺激の役割を明らかにするために、遺伝子の働きを可視化できる組み換えゼブラフィッシュや遺伝子ノックアウト動物(マウス・ゼブラフィッシュ)を用いて研究を行っています。 また細胞を操作するために工学的なアプローチも取り入れて研究を行っています。