東北大学

東北大学牧野研究室

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侵略的外来種アメリカザリガニの低温適応に関わる論文がiScienceに掲載されました。

Sato DX, Matsuda Y, Usio N, Funayama R, Nakayama K, Makino T. (2023) Genomic adaptive potential to cold environments in the invasive red swamp crayfish. iScience. 26(8):107267

発表のポイント
・全世界に拡大するアメリカザリガニは高い環境適応能力を持つ一方で、低温に弱いと考えられてきました。
・生存実験により、札幌市内のある集団では低温に対する耐性を獲得している可能性が示唆されました。
・遺伝子発現およびゲノム配列解析により、低温適応に関わる可能性のある遺伝子群を特定しました。
・本研究は侵略的外来種の適応メカニズムを示しており、今後さらなる遺伝的基盤の解明が期待されます。
プレスリリース

Laboratory of Evolutionary Genomics

Graduate School of Life Sciences, Tohoku University

606 6F, Biology Building(H15), Aobayama Campus

6-3, Aramaki Aza-Aoba, Aoba-ku, Sendai 980-8578

Mail: tamakino@m.tohoku.ac.jp

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