6月2日にPlant Cell & Physiology誌にて、受精卵の液胞動態の制御機構についての論文が公開されました。我々は以前、液胞膜が柔軟に変形しながら受精卵の基部側に偏ることが、受精卵の非対称分裂に必要であることを、ライブイメージング解析によって発見していました (Kimata et al., 2019, PNAS)。
本論文では、我々は時空間解像度をより向上させた観察や、色変換型の蛍光タンパク質を用いた解析により、液胞が偏る過程には、液胞膜のダイナミックな変形や解離、液胞内容物の混合といった、多段階の制御機構が働いていることを明らかにしました。
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