私たちヒトを含め、ネズミもカエルもニワトリもハエも、そして、植物もどんな生物も基本的にはたった一つの細胞(受精卵)からその一生が始まります。受精卵が分裂(卵割)で増え、そして、いろんな働きをもつ細胞になっていくことで、最終的に複雑な形ができます。この形づくりの仕組みを解明するのが発生生物学です。
本展は、国立科学博物館としては初めて、この発生生物学に焦点を当て、この分野の最先端の研究成果やこれまでの歴史などを通して、生きものの形づくりについて紹介します。
4月16日(日)14:00~16:30には、生命科学研究科器官形成分野の田村宏治教授が、国立科学博物館の真鍋真先生と共に「恐竜トーク -鳥はどうやって”生まれて”きたか?-」と題して講演「発生学おもしろDuoトーク(当日受付、会場:日本館2階講堂)」を行います。
- 企画展名称:卵からはじまる形づくり〜発生生物学への誘い〜
- 開催期間 :2017年4月4日(火)〜6月11日(日)
- 開催場所 :国立科学博物館(東京・上野公園)日本館1階 企画展示室・地球館1階 オープンスペース
- 開催時間 :午前9時~午後5時
※金・土曜日は午後8時まで。
※4月28日(金)~4月30日(日)、5月3日(水)~5月7日(日)は午後9時まで。
※5月1日(月)、5月2日(火)は午後6時まで。
*入館は各閉館時刻の30分前まで - 休館日:毎週月曜日 ※5月1日(月)、6月5日(月)は開館
- 入館料:一般・大学生:620円(20名以上の団体は310円)、高校生以下・65歳以上:無料
- 主催:国立科学博物館、日本発生生物学会