GO TOP

最新情報

ニュース

最新情報

UCL(University College London)生命科学部及び生物医学部と生命科学研究科が部局間協定を締結

UCL(University College London)生命科学部及び生物医学部と生命科学研究科が部局間協定を締結

2011.01.02 11:43

UCL(University College London)生命科学部及び生物医学部と東北大学大学院生命科学研究科は、平成23年1月23日、生命科学分野における共同研究の促進、情報・資料の交換、学生・研究者の交流促進のため部局間協定を締結しました。

東北大学大学院生命科学研究科では、国際的な教育・研究環境を充実し、世界で活躍する人材の育成を図るため、日本学術振興会の支援により大学院生や若手研究者を英国をはじめとする欧州トップクラスの研究機関に派遣する事業を推進してきました。

 このような状況の中、UCL(University College London)生命科学部及び生物医学部と東北大学大学院生命科学研究科は、若手研究者の活発な交流を進めるとともに、平成22年3月には合同シンポジウムを英国で開催するなど、その交流を強化してきました。

 UCL(University College London)は、21人のノーベル賞受賞者を輩出するなど世界トップクラスの大学で、2010年度QS世界大学ランキングでは4位に位置づけされています。生命科学部及び生物医学部には1000を超える研究室があり、生命科学研究・教育における欧州の中核拠点として知られています。また、幕末に伊藤博文や井上馨など5人の長州志士が日本人最初の留学生としてこの大学で学び、明治政府の設立・発展に大きく貢献したことは、「長州ファイブ」としてよく知られています。

 部局間協定の締結は、平成23年1月21日から23日にかけて東北大学片平キャンパスで開催された第1回脳科学国際シンポジウム及び第2回UCL-東北大合同シンポジウムにおいて、イギリス大使館のKevin Knappett一等書記官の立会いのもとで行われました。

 今後、両大学は本協定に基づき、生命科学分野における共同研究・共同教育の促進、情報・資料の交換、共同シンポジウムの開催、学生・研究者の交流の促進など、さらなる交流を図っていきます。

Claudio Stern教授(UCL)と水野健作生命科学研究科長(東北大)