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河北新報・夕刊にアウトリーチ活動関連記事掲載

河北新報・夕刊にアウトリーチ活動関連記事掲載

2013.10.11 11:07

「科学の楽しさ伝え出前授業500回 東北大院教授・渡辺さん」と題して、記事掲載

所属 生態システム生命科学専攻・植物生殖遺伝分野
名前 渡辺正夫
URL http://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/watanabe/
E-mail nabe*ige.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

 2005年4月からこの研究科に異動になり、その年の10月14日に仙台市立人来田小学校で出前講義を始めたのが、アウトリーチ活動の最初でした。このきっかけを頂いたのは、仙台市教育委員会からの「東北大学出前授業」でした。小学校5, 6年生の頃に何を学んでいたのか、こちらで話ができるのは、「受粉、自家不和合性」というところ。それで、タイトルは「花の不思議な世界」とし、リンゴをモデルに開花から結実までの花で起きていることを講義しました。それから、数えて10年弱。今では、小中高、一般向けの出前講義、研究室見学、企画ものの講座での講義等など、いろいろなことを行ってきました。それが積もり重なって、この秋に500回を超えました。

 そのことを、河北新報に掲載して頂いた「科学の泉「植物の生殖・品種改良・遺伝」時の原稿のやりとりがきっかけとなり、なぜ、このようにたくさんの出前講義を行うようになったのか、また、どの様に講義を行っているのかなどを取材頂きました。その内容が、10月7日付の河北新報・夕刊に「科学の楽しさ伝え出前授業500回 東北大院教授・渡辺さん」と題して、記事掲載が掲載されました。渡辺の研究室にも関連した記事を掲載しております。合わせてご覧頂ければ、幸いです。

 このことを励みとして、さらに、1,000回を目指して、こうした活動を行っていきたいと思います。研究室のHPにお問い合わせのページを用意しておりますので、そちらからリクエスト頂ければ、幸いです。可能な限り日程調整を行い、どこへでも伺いますので。

 また、私たちは、植物の生殖形質を遺伝学の手法を用いて、その分子機構を解明することを目標に、研究を行っております。主として研究しているのは、アブラナ科植物の自家不和合性の分子機構、花粉成熟に係わる分子メカニズム、低分子RNAの生殖形質への関連などです。そこで、こうした点を明らかにするために、遺伝学、植物学、作物学、育種学などの基礎を持ち、分子生物学の素養を有した学生さんと一緒に研究できれば、幸いです。ぜひ、渡辺まで、ご連絡ください。