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日経サイエンス9月号の特集記事に石川教授と有本教授の研究が紹介されています。

日経サイエンス9月号の特集記事に石川教授と有本教授の研究が紹介されています。

2022.07.25 09:30
日経サイエンス2022年9月号の特集記事「細胞の清掃工場を薬に」にて本研究科の石川稔教授と有本博一教授の研究が紹介されています。
 
日刊サイエンス9月号 (https://www.nikkei-science.com/?cat=6
特集:細胞の清掃工場を薬に 病原タンパク質を狙って分解
著者:遠藤智之(日経サイエンス)
 
~特集紹介~ 細胞内で不要になったタンパク質を除去する「清掃工場」の仕組みを使い,病気の原因を取り除く新薬の登場が近づいている。あらゆるタンパク質を狙って分解できるため,創薬の標的が格段に広がると期待を集める。
 
特集記事では、石川教授と有本教授の研究成果が詳しく紹介されております。 皆様是非ご覧ください。
 
石川教授の研究
パーキンソン病やアルツハイマー病などの神経変性疾患は、細胞内に病原タンパク質が蓄積し、凝集体という塊となり、神経細胞が死滅して発症します。神経変性疾患に対してタンパク質分解誘導薬の技術を利用して、凝集体を除去する治療薬への応用の可能性についてハンチントン舞踏病の病原タンパク質へのアプローチ(DOI:10.1002/anie.201706529)をはじめとする石川教授と友重助教の研究成果が紹介されています。
 
有本教授の研究
有本教授・高橋助教らが開発し、異常タンパク質や壊れた細胞小器官をオートファジーを活用して分解できるAUTACという技術が紹介されています。(DOI:10.1016/j.molcel.2019.09.009)この技術はミトコンドリア関連病、老化・加齢による様々な病気の克服につながると期待されます(https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/research/award/detail---id-50297.html)。