東北大学大学院生命科学研究科超回路脳機能分野（松井広教授研究室）に大学院生として所属していた譚婉琴（Wanqin Tan）さんの博士号根拠論文となった Neuroscience Research 誌掲載の論文が 2025 年の NSR Best 論文賞を受賞しました。第48回日本神経科学大会（新潟）において2025年7月25日 に受賞するとともに、受賞記念講演を実施しました。Neuroscience Research (NSR) 論文賞は、2022年から始まった表彰で、今回で第4回にあたります。毎年 NSR Best 論文賞は 1 報のみが受賞し、筆頭著者が賞状を受け取って、受賞講演を実施しています。

 

NSR Best 論文賞受賞対象論文：
Tan W, Ikoma Y, Takahashi Y, Konno A, Hirai H, Hirase H, Matsui K (2024) Anxiety control by astrocytes in the lateral habenula.
Neuroscience Research, 205: 1-15.
https://doi.org/10.1016/j.neures.2024.01.006

 

受賞論文著者名：
譚 婉琴、生駒 葉子、高橋 佑輔、今野 歩、平井 宏和、平瀬 肇、松井 広

 

※ なお、譚婉琴さんは 2024年3月に博士（生命科学）号を取得した後、現在は、上海交通大学 医学院松江研究院にて、ポスドク研究員を務めています。