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LARGEのキシロース転移活性とグルクロン酸転移活性がジストログリカンの機能に必須である

LARGEのキシロース転移活性とグルクロン酸転移活性がジストログリカンの機能に必須である

第15回細胞認識応答学セミナー LARGEのキシロース転移活性とグルクロン酸転移活性がジストログリカンの機能に必須である Dystroglycan Functio

2012.12.19 12:45
開催 午後3時半より(約1時間)
東北大学青葉山キャンパス理学部生物学系研究棟大会議室
稲森 啓一郎 博士
(米国Iowa大学Carver College of Medicine Associate)
生命科学研究科細胞認識応答分野 牟田 達史

糖転移酵素様タンパク質LARGEによるαジストログリカンの翻訳後修飾は,その細胞外マトリックスリガンドとの結合に必要である.これまで,脳に異常をともなう先天性筋ジストロフィーの患者においてLARGE遺伝子の変異が報告されている.しかし,推定されるLARGEの糖転移活性およびその詳細な機能については長らく不明であった.本研究では,LARGEがキシロース転移活性とグルクロン酸転移活性の2つの酵素活性をもち,キシロースとグルクロン酸のくり返し単位からなる多糖構造を形成することを明らかにした.さらに,この糖鎖修飾がαジストログリカンにLGドメインをもつ細胞外マトリックスリガンドに対する結合能をあたえることを示した.

Xylosyl- and glucuronyltransferase functions of LARGE in α-dystroglycan modification are conserved in LARGE2.
Inamori KI, Hara Y, Willer T, Anderson ME, Zhu Z, Yoshida-Moriguchi T, Campbell KP.
Glycobiology. 2012 Nov 2. [Epub ahead of print]

Dystroglycan function requires xylosyl- and glucuronyltransferase activities of LARGE. 
Inamori K, Yoshida-Moriguchi T, Hara Y, Anderson ME, Yu L, Campbell KP.  
Science. 2012 Jan 6;335(6064):93-6. doi: 10.1126/science.1214115.