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【単位認定セミナー】8月27日(月)16:00~ 生命科学セミナー「植物細胞壁ペクチン生合成と植物の陸上進出」

【単位認定セミナー】8月27日(月)16:00~ 生命科学セミナー「植物細胞壁ペクチン生合成と植物の陸上進出」

2018.08.21 13:00
2018年8月27日 16:00~18:00
片平キャンパス生命科学研究科プロジェクト総合研究棟 1 階・講義室B
講演者:石水 毅 准教授 (立命館大学・生命科学部)
 
 植物細胞壁を構成する多糖成分のペクチンは細胞の形や大きさの決定、細胞接着に関わっていると考えられている。日常生活においてはゲル化剤や増粘多糖類としてジャムなどの食品に利用されている。このペクチンは多種の糖が複雑に連なって構成されており、その生合成には糖と糖を繋げる約30の糖転移酵素(Glycosyltransferase, GT)が関わる。しかし、同定されているペクチン生合成GTは数少なく、ペクチン生合成やペクチンの機能は未知なことが多い。講演者らは最近、ペクチン主鎖の合成に関わる糖転移酵素、ラムノース転移酵素(RG-I rhamnosyltransferase, RRT)をシロイヌナズナより4種類同定した。RRTは、植物特異的な新規糖転移酵素ファミリーGT106に分類されることも見出した。GT106はシロイヌナズナでは34個の遺伝子を含む大きなファミリーであり、植物特異的な機能、例えばペクチン生合成に関わる機能未知の遺伝子を多く含むと考えられた。GT106ファミリーは、水生植物にはなく、陸上植物で見出されたことから、ペクチン合成は植物の陸上進出の鍵を握る仕組みであることが示唆された。
 
 
 
 
備考:単位認定セミナー(2ポイント)となります。
 
 
【問い合わせ先】
生命科学研究科
植物分子育種分野
渡辺 正夫  nabe(at)ige.tohoku.ac.jp ((at)を@に置き換えてください)