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第19回 生命科学交流ミーティング

第19回 生命科学交流ミーティング

2019.12.06 13:00
日時:2019年12月13日(金) 16:00-18:00
会場:片平キャンパス 生命科学プロジェクト総合研究棟 1階 講義室AB
 
講演1:美濃川 拓哉 准教授 
演題:「幼生の比較生物学」
 
要旨:「幼生」とはなにか。幼生は多細胞動物の進化を考えるうえで重要な存在であると旧くから認識されているが、現在もその起源や個体発生における役割については不明な点が多く残されている。 私は「幼生とはなにか」という大きなテーマのもと、いくつかの課題を設定し、それぞれの目的に合致した特性をもつ種を選んで研究している。今回は棘皮動物の幼生骨片形成能の比較研究について紹介するとともに、比較研究の意義も議論したい。
 
キーワード:幼生、間接発生、ウニ
 
 
講演2:中本 章貴 助教 
演題:「脊索動物ホヤ胚の上皮形態形成機構の解析」
 
要旨:脊索動物ホヤの後期神経胚期において、体の前後中央付近に上皮の「くびれ」が形成され、尾部と胴部の境界は初めて目に見えて形成される。私たちはこの上皮の「くびれ」形成機構の解析を行って来た。その結果、上皮細胞が明瞭な境界を持って異なった方向に分裂することによって、「くびれ」が形成されることが示唆された。このような上皮形態形成機構はこれまで報告されておらず、本研究結果は新しい形態形成の原理を提供する。
 
キーワード:形態形成、分裂装置、細胞極性
 
 
講演3:武田 哲 助教 
演題:「干潟のカニの社会」
 
要旨:河口や内湾の干潟では、スナガニ科のカニ類が棲み分けている。彼らの棲み分けは、底質の粒度組成に応答した口器の形態的適応、捕食—被食による種間相互作用、底質中に作られる巣穴の構造と利用方法に起因した空間競争、さらに同種個体から表面の底質に出された化学物質を利用した生息地の認識が関わっていることが分かってきた。複雑な要因が絡み合って干潟のカニ社会が成立していることを紹介する。
 
キーワード:行動生態、棲み分け、種間競争
 
 
【忘年会】 引き続き同会場にて18:00-20:00まで忘年会を開催致します。
参加費 学生無料、教職員 1500円
 飛び入り参加も大歓迎です。奮ってご参加ください。
 
 
生命科学交流委ミーティング運営委員
第19回オーガナイザー: 小日向寛之・外舘桃子 
代表: 山根 梓 (分子情報化学分野, azusa.yamane.t2(at)dc.tohoku.ac.jp)