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生命科学Webセミナー 「アミド結合切断反応に着目した生命科学指向型ツールの開発」

生命科学Webセミナー 「アミド結合切断反応に着目した生命科学指向型ツールの開発」

2020.06.01 17:00
日時: 2020年6月19日(金), 15:30~
 
セミナー形式: Zoom 配信によるオンラインセミナー
 視聴方法については配信したメールをご確認下さい。 
 
講演:福山大学 薬学部薬学科 重永 章 教授
 
演題:アミド結合切断反応に着目した生命科学指向型ツールの開発
 
要旨:
 演者は以前より、生命科学研究のためのツールの開発を”有機合成化学者”の視点から行ってきました。特にこだわっているのは、温和な条件下で起こるアミド結合切断反応です。本講演では、このアミド結合切断反応を起点とする下記研究について紹介します。
 
 多くの医薬品は、特定のタンパク質に作用することでその活性を発揮します。このため、医薬品の活性本体である生物活性化合物が標的とするタンパク質の同定および機能解明は、医薬品の開発や疾患を理解するうえで必須の工程といえます。本発表では、これらの基盤となる2つのツール、すなわち標的タンパク質精製のためのリンカー分子、および標的タンパク質選択的ラベル化試薬について解説します。あわせて、刺激に応答して機能が変化するペプチドや、タンパク質半合成のための新たな方法論についても紹介する予定です。
 
 
 
主催:生命科学研究科 ダイバーシティ推進委員会
連絡先:佐藤伸一(活性分子動態分野, shinichi.sato.e3(at)tohoku.ac.jp)