日時：2020年12月22日（Tue）, START 12:15～
セミナー形式：zoom配信によるオンラインセミナー
※視聴方法については配信したメールをご確認ください。
講演1：岩嵜 航 特任助教 (進化ゲノミクス分野)
演題： 多様性の進化をシミュレーションで理解したい
要旨：
生命システムは時の流れとともに驚くべき複雑性と多様性を進化させてきました。この背景にある力学を解き明かすため私はコンピューターシミュレーションを用いた理論研究を行っています。単純な架空生物に始まり、腫瘍・クロマグロ・トランスポゾンなどを題材としてきました。自分の研究でもシミュレーションが使えるかも、と思っていただけるような紹介ができればいいなと思います。
キーワード: #stochasticity #beer #metal
講演2: 板倉 学 特任助教 (土壌微生物分野)
演題: 根粒菌脱窒を利用した亜酸化窒素ガスの削減 南澤ムーンショットプロジェクト「資源循環の最適化による農地由来の温室効果ガスの排出削減」の紹介
要旨:
地球環境の温暖化は現在人類が直面している重大な環境問題の一つである。温暖化の原因となっている温室効果ガスとしては二酸化炭素（CO2）が最もメジャーであるが、亜酸化窒素（N2O）は温暖化係数がCO2よりも大きく、その発生量の削減は非常に重要な課題となっている。本発表では演者がこれまでに行ってきた根粒菌を利用したN2O削減技術に関する研究と南澤ムーンショットプロジェクトについて紹介する。
キーワード: #地球温暖化 #亜酸化窒素（N2O) #根粒菌
生命科学交流ミーティング運営委員
第28回世話人：森谷叡生、金あおい
代表: 畑中龍平(ryuhei.hatanaka.q6(at)dc.tohoku.ac.jp)