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第36回 生命科学交流ミーティング

第36回 生命科学交流ミーティング

2023.02.07 08:30
日時:2023年2月20日(月) 17:00-17:50 (セミナー), 17:50- (懇親会) 
※入場開始時間 (現地):16:45
 
■場所:片平キャンパス生命科学研究科プロジェクト棟1階 大講義室 / オンライン (Zoom)
※可能な方は現地参加をお願いいたします
 
■定員:現地参加 70名 / オンライン 500名 (いずれも先着順)
 
■対象:本学生命科学研究科に所属する皆さま (学部生の方も歓迎します!) (学外の方については下記のメールアドレスまでご相談ください)
 
■申込:
・現地参加希望の場合:以下Googleフォームから2/17 (金)までにお申し込みください。
 
・オンライン参加希望の場合:配信したメールをご確認ください。
 
講演:菊地 謙次 准教授 (医工学研究科 生体流体力学分野)
 
演題:「流れ知り、生き物を知る ~微生物からヒトにおける生物流体力学~」
 
要旨:生物内外に流体が取り巻き、その流体を利用して生命は進化を遂げてきました。細胞や組織、器官は複雑な形状や運動を持ち、生理機能や役割を担っています。一方、生体や生物に関わる流体は栄養素、酸素、温度など様々なものを輸送し、吸収や代謝、生命の恒常性のために重要な役割を果たしています。我々はこれまでに生物に関わる流体の輸送や拡散・撹拌に注目し、生命活動に対する生物流動の重要性について研究を行ってきました。また、その重要性を明らかにするためのツールとして、生物流動の可視化技術についても研究を行ってきています。それらの可視化技術を駆使し、植物細胞の細胞質流動や蚊の吸血ポンプ、酵母の培養液体内の浮上や線虫腸での蠕動の役割など様々な生物種の流動を観察し、工学的な観点から生物に関する流動の力学的な理解(生物流体力学)について、本発表でお話ししたいと思っています。
 
キーワード:生物流体力学、バイオメカニクス、生体流動可視化計測
 
 
 
生命科学交流ミーティング運営委員
第36回世話人:平松 駿 、高橋 伸碩
代表:國富 葵(aoi.kunitomi.r3(at)dc.tohoku.ac.jp)