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「科学者の卵養成講座」実施運営委員会が、平成24年度東北大学総長教育賞を受賞

「科学者の卵養成講座」実施運営委員会が、平成24年度東北大学総長教育賞を受賞

2013.02.04 09:41

 平成21年度から高大連携プログラムとして開始した、「科学者の卵養成講座」。このプログラムでは、東北、北関東地区の高校生を主な対象として、100名を毎年募集しました(平成24年度は、50名)。応募は、初年度は4倍を超える希望者があり、高校生には人気の講座となりました。晴れて受講生となった高校生は、毎月土曜日の午後に、東北大学で2コマの講義を受講し、その後、30分ほどでレポートを書くというハードな内容。レポートは、講師が採点するだけでなく、赤ペンなどでコメントを入れて、返却するシステム。このレポートの結果により、発展的な研究が研究室でできるという仕組み。100名から、30名が選抜され、年2回の研究を行ってもらいました。年度末には、この発展的研究について、発表会を行う。大学院で言えば、修士、博士論文発表会のようなもの。こうした仕組みを構築・運営し、社会貢献したことが評価され、「科学者の卵養成講座」実施運営委員会が、平成24年度東北大学総長教育賞を受賞する運びとなりました。

 今年度で4年目になりますが、初年度からこの実施運営委員会に関わっているのが、教員として、植物生殖遺伝分野の渡辺正夫教授、ゲノム継承システム分野の日出間純准教授。講座当日の座長から、年間プログラムの計画、評価会議への出席など。その一方で、裏方を支えて頂いたのは、生命科学研究科の事務の方々。特に、教務係の方々には、受講生のやりとりなどの全体。庶務係には、旅費関係。会計係には、経理全般。事務の方々、全員の協力のたまものとして、運営されました。また、生命科学研究科の多くの先生方に、講義、実験等でもお世話になりました。

 昨今、大学には研究だけでなく、こうした社会貢献が求められており、それが評価されたことは、運営しているサイドとしては、望外の喜びであるとともに、さらに発展させないといけないと。なお、表彰式は、平成25年3月27日(水)に本学卒業式において、授賞式が行われる予定です。

渡辺教授の講義風景

 

日出間准教授の講義風景

 

事務の方々による受付風景

 

ホームページはそれぞれ下記のリンクよりご覧ください。

科学者の卵養成講座(http://www.ige.tohoku.ac.jp/mirai/)

渡辺正夫教授(http://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/watanabe/)

日出間純准教授(http://www.ige.tohoku.ac.jp/genome/index.htm)