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占部城太郎教授が第12回日本生態学会賞を受賞

占部城太郎教授が第12回日本生態学会賞を受賞

2014.04.17 13:54

 生態システム生命科学専攻・群集生態分野の占部教授が本年3月に開催された日本生態学会第61回大会(広島)において、「第12回日本生態学会賞」を受賞しました。日本生態学会賞は、顕著な研究業績により生態学の深化や新たな研究展開に指導的役割を果たした日本生態学会員に対して授与される日本生態学会の最も権威ある賞です。

 占部教授は生態学全般において生態化学量論の発展と定着に貢献し、特にプランクトンを中心とした生物群集の構造と機能に関する研究や生態系の栄養転送効率を制御する「光—栄養塩仮設」の提唱などをつうじて多くの研究業績をあげてきました。近年では湖沼堆積物の生物遺骸やその遺伝情報を手がかりとした近過去復元研究など新たな分野を開拓し、地球環境問題に対する研究の幅を広げています。これら国際的に優れた研究業績が評価され、今回の受賞となりました。

所属:生態システム生命科学専攻・群集生態分野

氏名:占部 城太郎 教授