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https://scholar.google.co.jp/citations?user=S945s7IAAAAJ&hl=ja
米国留学中にマウスの生殖細胞の発生に関する研究にめぐりあいました。それ以来、個体全体を作り出す力を持つ生殖細胞の不思議な性質にとりつかれ、研究三昧の生活を送っています。
研究分野
研究
キャンパス | 星陵 キャンパス |
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所属研究室 |
分化再生制御
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連絡先 | 022-717-8571 |
yasuhisa.matsui.d3@tohoku.ac.jp | |
ホームページ | http://www2.idac.tohoku.ac.jp/dep/crcbr/ |
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米国留学中にマウスの生殖細胞の発生に関する研究にめぐりあいました。それ以来、個体全体を作り出す力を持つ生殖細胞の不思議な性質にとりつかれ、研究三昧の生活を送っています。
経歴 |
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著書・論文 |
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所属学会 |
日本発生生物学会、日本分子生物学会 |
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担当講義 |
先端脳生命統御科学特論III |
生殖細胞は胚発生の初期段階で多能性幹細胞から始原生殖細胞として分化し、さらに精子と卵子へ成熟していきます。そしてその過程ではDNAやヒストンのメチル化などによる、エピジェネティック制御が重要な役割を果たしています。最近のわたしたちの研究により、初期胚で多能性幹細胞から始原生殖細胞が形成される際に、ヒストンのメチル化・アセチル化が必須な役割を果たしていることを明らかにしました。また胎仔生殖細胞が多能性幹細胞への再プログラム化を経て奇形腫に変化する過程でも、ヒストンのメチル化が重要な役割をしていることを見いだしました。さらに胎仔生殖細胞に特徴的なエネルギー代謝状態が、生殖細胞の発生に重要な役割を果たしていることを初めて示しました。