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研究分野

分子化学生物学専攻 :
階層的構造ダイナミクス講座

研究

高橋 聡

教授 高橋 聡
キャンパス 片平 キャンパス
所属研究室 生体分子ダイナミクス
連絡先 022-217-5622
E-mail st@tagen.tohoku.ac.jp
ホームページ http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=34

 私は,学位修得後に博士研究員として米国ベル研究所に留学しました.この間の研究や交流などの経験から,生物科学として面白い現象を分子レベルで解明したいと強く思うようになりました.この気持ちは,今でも私の研究の原動力です.

経歴

東北大学理学部化学科卒業、同修士課程修了、総合研究大学院大学(分子研)博士課程修了・博士(理学)、AT&Tベル研究所・博士研究員、理化学研究所・博士研究員、京都大学大学院工学研究科・助手、大阪大学蛋白質研究所・助教授及び准教授を経て、2009年より現職。

著書・論文
  1. Kimura, T. et al., Proc. Natl. Acad. Sci. USA. 105, 13391-13396 (2008). "Dehydration of mainchain amides in the final folding step of single chain monellin revealed by time-resolved infrared spectroscopy"
  2. Kinoshita, M. et al., Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 104,10453-10458 (2007) "Development of a technique for the investigation of folding dynamics of single proteins for extended time periods"
  3. Uzawa, T., et al., Proc. Natl. Acad. Sci. USA. 101, 1171-1176 (2004). "Collapse and search dynamics of apomyoglobin folding revealed by submillisecond observations of alpha-helical content and compactness."
  4. Akiyama, S. et al., Nature Struct. Biol. 7, 514-520 (2000). "Stepwise Formation of Alpha-Helices During Cytochrome c Folding"
所属学会

日本生物物理学会、日本蛋白質科学会、日本化学会、アメリカ生物物理学会

担当講義

「生化学合同講義」、全学教育科目/生命科学C「生命と化学」

最近の研究について

 蛋白質は、生体におけるさまざまな機能を効率よく果たす万能の分子機械です。しかも、機能を発揮するために必要な構造に、アミノ酸配列だけを手がかりに折り畳むという驚異的な特性を持っています。蛋白質の構造予測や人工設計などの応用を可能にするには、蛋白質が折り畳む特性を理解する必要があります。当研究室では、蛋白質が紐状に揺らいだ状態から折り畳む動きを一分子観察法などの手法で追跡し、蛋白質の形がどのように決まるのかを解明することを目指しています。

メッセージ

 高橋研究室は2009年4月にスタートした新しい研究室です。私達は、蛋白質の動きを「直接見る」ことで、生物、化学、物理など、幅広い分野に関連する研究を展開しています。