静岡県清水市生まれ。学生時代はテニス三昧。博士課程に入りようやく研究に専念。好物は源氏パイと生ビール。同時には食べません。趣味は海にいるのに山登り。でも海も好き。一貫して胚発生の研究に従事。発生の醍醐味:胚が「違い」と「形」をつくる様。
教授 熊野 岳
キャンパス | 浅虫 キャンパス |
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所属研究室 |
海洋生物多様性
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連絡先 | 017-752-3390 |
gaku.kumano.d6@tohoku.ac.jp | |
ホームページ | http://www.biology.tohoku.ac.jp/lab-www/asamushi/kumano_lab/ |
経歴 |
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著書・論文 |
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所属学会 |
日本発生生物学会、日本動物学会、国際発生生物学会 |
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担当講義 |
発生生物学、海洋生物学、海洋生物学実習Ⅰ、Ⅲ、海洋生物学特論、先端細胞生物学特論、生態発生適応科学概論、先端生態発生適応科学概論 |
最近の研究について
生殖細胞系列形成機構の解析
生殖細胞は全能性を維持するとともに世代を超えて生き続ける特殊な性質を持ち、個体の死とともに死ぬ体細胞とはその存在を異にしています。私は、このような生殖細胞をつくりだす生殖細胞系列が、初期発生過程中にどのように体細胞系列と分離し、生殖細胞系列に特徴的な性質を獲得するのか、その機構を明らかにしようとしています。特に、卵の段階で既に局在し、生殖細胞系列にのみに受け継がれる母性局在因子群の機能に着目しています。
尾が形づくられる仕組みの研究
ホヤ胚では後期神経胚になると尾を作る初期段階として、体の前後半分あたりの場所に「くびれ」ができ、はじめて胴部と尾部の境界が目に見えて形成されます。この後、尾部のみが前後に沿って著しく伸長し、最終的には胴部の4~5倍の長さにまで達します。このような他では見られないホヤに特徴的な尾作りの様式には、新規な形作りの原理が働いているはずだと考え、以下の2つのことを明らかにしようとしています。1)発生過程の適切な時間と場所で細胞がどのように、どのような分子基盤の上で動き、2)その動きがどのように尾という形作りに貢献するのかを明らかにしたいと思っています。