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研究分野

生態発生適応科学専攻 :
生態ダイナミクス講座

研究

藤田 香

教授(クロスアポイントメント) 藤田 香
キャンパス 青葉山 キャンパス
所属研究室 進化生物
E-mail kaori.fujita.c3@tohoku.ac.jp
ホームページ https://www.nikkeibp.co.jp/bpi/profile/kfujita/ https://project.nikkeibp.co.jp/ESG/atcl/author/00016/
人間も生態系の一部だと思っています。趣味は山登り・ハイキングや旅。圧倒的なwildernessの中での本能的な動物的な感性や行動に、あるべき人の姿があると思っています。そうした視点から、自然と人との関わりを知りたいと思っています。自然と共生する人々の暮らしや伝統、さらには企業活動が生物多様性に及ぼす影響や依存を知ることで、理解が深まると考えています。
経歴
富山県魚津市生まれ。東京大学理学部物理学科卒、日経BPにて、日経エレクトロニクス記者、Nikkei Electronics Asia記者、ナショナルジオグラフィック日本版副編集長、日経エコロジー編集委員、日経ESG経営フォーラムプロデューサー、日経ESGシニアエディターなどを歴任。富山大学経済学部客員教授、富山国際大学現代社会学部客員教授、聖心女子大学国際交流学科非常勤講師。
2021年よりクロスアポイントメント制度で、日経BPと東北大学大学院生命科学研究科教授を兼任する。
著書・論文
【書籍】
藤田香『SDGsとESG時代の生物多様性・自然資本経営』、日経BP、2017年10月
藤田香 繁体字中国語版『永續的里山自然資本經營』、台湾行政院農業委員會林務局、2020年12月
藤田香監修『SDGsスタートブック:子供向けSDGs教材』、東京書籍、2020年5月
藤田香(分担執筆)『生物多様性は復興にどんな役割を果たしたか~東日本大震災からのグリーン復興』、昭和堂、2018年12月
藤田香(分担執筆)『自然資本入門―国、自治体、企業の挑戦』、NTT出版、2015年9月
藤田香(プロデュース・分担執筆)『森で経済を作る―グリーンエコノミー時代を拓く』、日経BP、2012年6月
松本龍述・藤田香(プロデュース・編集)『環境外交の舞台裏―大臣が語るCOP10の真実』、日経BP、2011年5月
藤田香(プロデュース・分担執筆)『70の企業事例で見る生物多様性読本』、日経BP、2010年10月
藤田香(プロデュース・分担執筆)『世界に乗り遅れないための生物多様性読本』、日経BP、2009年7月
藤田香監訳『ナショナルジオグラフィックが歩いたシルクロード』、日経ナショナルジオグラフィック、2004年
藤田香監訳『ナショナルジオグラフィックが見た世界の文化遺産』、日経ナショナルジオグラフィック、2004年
 
【記事】
藤田香:「企業姿勢や取り組みの発信が鍵、東京五輪、持続可能性のレガシー残せるか」、『日経ESG』、日経BP社、9月号、pp14-15、2021年
藤田香:「『自然を守る』企業に投資呼び込む、TNFD発足、運用資産総額940兆円の投資家が参加」、『日経ESG』、日経BP社、8月号、pp6-7、2021年
藤田香:「HSBC、自然資本に1110億円投資、リターン8%のインパクト投資ファンド組成」、『日経ESG』、日経BP社、8月号、pp14-15、2021年
藤田香、相馬隆宏:特集「サステナブル金融、進化中、脱炭素から社会課題解決まで」、『日経ESG』、日経BP、7月号、pp22-37、2021年
藤田香:「持続可能な食の戦略、欧米を追う、農林水産業で脱炭素と生物多様性に貢献」、『日経ESG』、日経BP社、7月号、pp14-15、2021年 https://project.nikkeibp.co.jp/ESG/atcl/column/00005/060400084/
藤田香:インタビュー特集「国連世界食糧計画(WFP)最高情報責任者 兼 技術ディレクター、エンリカ・ポルカリ氏:人道支援を支える『デジタル変革』」、テクノロジーが命を救う」、『日経ESG』、日経BP、7月号、pp42-45、2021年 https://project.nikkeibp.co.jp/ESG/atcl/column/00004/061000013/
藤田香:「Earth新潮流―立ち上がる『インパクト金融』、環境・社会 効果示す企業に好機」、日経産業新聞、6月4日、2021年 https://www.nikkei.com/article/DGXKZO72551620T00C21A6X12000/
藤田香:「『CDP生物多様性』始まる、22年から統合的な質問書に」、『日経ESG』、日経BP社、6月号、pp14、2021年
藤田香、高橋大祐氏インタビュー:「新疆ウイグル問題は3つの視点で考えよ、国際人権基準、コンプライアンス、政治・地政学リスク」、『日経ESG』、日経BP社、6月号、pp8-9、2021年
藤田香:「生物多様性、欧州が包囲網、指標や開示の枠組みづくりで主導権」、『日経ESG』、日経BP社、5月号、pp10-11、2021年
藤田香:「Earth新潮流―欧州先行の「自然資本」枠組み 生物多様性テーマ、金融も参画」、日経産業新聞、4月5日、2021年
藤田香:インタビュー特集「国連開発計画(UNDP)総裁アヒム・シュタイナー氏:金融の力で2030年までに自然回復、気候変動の次は自然資本の開示を」、『日経ESG』、日経BP、5月号、p見直し40-43、2021年
藤田香:「サプライヤーに苦情処理のホットライン、イオンが調達先に人権対応の網」、『日経ESG』、日経BP社、3月号、p14、2021年
藤田香:「トヨタが新型の燃料電池車を量産、日本の水素戦略、転換の契機に」、『日経ESG』、日経BP社、2月号、p12、2021年
藤田香:「神奈川県がグリーンボンド発行、自然災害対策に投資家が共鳴」、『日経ESG』、日経BP社、1月号、p24、2021年
藤田香:「サステナブル・シーフードが必至に、70年ぶりに漁業法を抜本改正」、『日経ESG』、日経BP社、1月号、pp14-15、2021年
藤田香:インタビュー特集「ロベコ ピーター・ヴァン・デル・ワーフ氏、ラボバンク マーティン・ビアマンス氏:食のサステナビリティを注視、気候変動、生物多様性に直結」、『日経ESG』、日経BP社、1月号、p60-63、2021年
藤田香:インタビュー特集「金融庁長官 氷見野良三氏:ESGは金融機関の経営に不可欠、思想信条からビジネスの根幹へ」、『日経ESG』、日経BP社、12月号、p64-67、2020年
藤田香:「ジップロックを貸し傘に、4社共同でプラスチックの循環を実現」、『日経ESG』、日経BP社、11月号、p18、2020年
藤田香:特集「大手参入相次ぐ、食品業界を変える『サステナブルフード』」、『日経ESG』、日経BP社、10月号、pp24-39、2020年
藤田香:「Earth新潮流―広がる『サステナブルフード』 ネスレやコメダも」、日経産業新聞、9月14日、2020年
藤田香:「自然資本に配慮した持続可能な産業」、『日本政策金融公庫AFCフォーラム第68巻3号』、pp3-6、2020 年6月
藤田香:特集「サステナブル五輪の真価、延期でもレガシーは残る」、『日経ESG』、日経BP社、5月号、pp22-35、2020年
藤田香:日本化学会 第98春季年会「生態系バイオミメティクスの新潮流」セッション、招待講演「SDGs達成とESG投資を呼び込む生物多様性・自然資本経営」(2A2-36)、2018年3月
Kaori Fujita,「Tomatoes and the Bumble Bee」, 15p, June 2009 (vol.4-issue1), A Magazine on Business and Biodiversity, Secretariat of Convention on Biological Diversity、2009年6月
宮崎正浩、岡本亨二、籾井まり、藤田香:「CBD/COP10(名古屋)に向けての生物多様性経営の理念と課題」2010年度環境経営学会研究報告大会、2009年3月
担当講義
環境マネジメント講座 合同講義

最近の研究について

生物多様性や自然資本と企業活動について研究しています。企業活動が自然に及ぼす影響や依存度を調べて開示し、それを金融機関が評価する動き、TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)が発足しました。TNFDの今後の在り方について研究しています。また、地域の自然は地域の資源・財産です。自然をベースにした地方創生やSDGsについても研究しています。ものづくりや調達を行う際には、環境はもちろん、人権や労働などの社会面にも配慮することが重要であり、どのように持続可能性を担保するかについても興味を持っています。

メッセージ

「人」と「自然」は宝だと思っています。東日本大震災や東京五輪では多くの人々やボランティアの行動が賞賛を集めました。人材は財産です。また、日本の国土は約7割が森林であり、四方を海に囲まれて自然が豊かです。しかし、こうした人材や自然は、従来の経済システムの中では高く評価されてきませんでした。「人的資本」や「自然資本」という呼び方が一般的になってきたのは最近です。これからの時代、もっと人や自然を大切にする経済や暮らしの在り方を模索していくことが重要だと考えています。