私は、私たちの意識にのぼらない情報を脳がどのように処理し、その情報がどのように行動を引き起こすのかを明らかにする研究に取り組んでいます。脳はどのように情報を選択し、それを意識として私たちに提示しているのでしょうか。また、選択されなかった無意識の情報はどのように処理されるのでしょうか。これらの問いに対し、心理物理学、アイトラッキング、脳波(EEG)、機能的MRI(fMRI)などの手法を用いて研究を進めています。
助教 洪 紹閔 ホン シャオミン(ショーン) (兼)
| キャンパス | 片平 キャンパス |
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| 所属研究室 |
脳神経システム
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| smhung@tohoku.ac.jp | |
| ホームページ | https://konaes.wixsite.com/shao-min-hung |
| 経歴 |
私は国立台湾大学で心理学を専攻した後、Duke-National University of Singapore Medical Schoolにて認知神経科学の博士号を取得しました。その後、カリフォルニア工科大学にて博士研究員として研究を行いました。東北大学に着任する前は、早稲田大学にて講師を務めていました。
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| 著書・論文 |
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| 所属学会 |
Vision Sciences Society
Asia-Pacific Conference on Vision Association for the Scientific Study of Consciousness Consciousness Research Network 日本視覚学会 日本神経科学学会 |
| 担当講義 |
認知心理学 || 心と意識
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最近の研究について
私の研究は、無意識および意識的な過程における行動的・神経的基盤の解明を目的としています。特に、無意識過程の複雑性や、意識と無意識の相互作用の理解に関心を持っています。また、比較的最近発見された新しいタイプの光受容細胞であるipRGC(内因性光感受性網膜神経節細胞)にも強い関心を抱いています。これらの応答が遅い光受容細胞は、人間においてどのような機能を担っているのでしょうか。さらに近年では、高齢者における潜在的情報処理の変化に着目し、認知機能低下の早期指標の特定にも取り組んでいます。

