2025年3月生命科学研究科学位記伝達式

3月25日、生命科学研究科の学位記伝達式が行われました。
修士の皆様(今日来れなかった方も)、修了おめでとう!
中野くん、研究科長賞おめでとう!
番場先生、静岡に行っても時々遊びに来てくださいね。

皆様、新天地でのさらなるご活躍を期待しています。

お幸せに!

修士論文最終審査会が行われました (2025)

1月30日にM2たちの修士論文審査会が行われました。

論文題目は以下の通り

  • 石川愛佳「イネ根におけるメタン酸化細菌の局在および宿主遺伝子型と窒素環境が定着に及ぼす影響の解析
  • 小澤元「イネの根におけるメタン酸化窒素固定細菌に対する窒素代謝関連遺伝子の影響
  • 中野佑太「ミヤコグサ種内の遺伝的多様性が根の微生物群集に与える影響
  • 高澤瑞希「根粒菌エフェクターnopF を介した共生制御機構の解析
  • 大泉優夏「高酸素条件における好気的メタン酸化細菌の窒素固定メカニズムの解析

みな、堂々とプレゼンに臨んでいまして、とても良い審査会になったと思います。修士論文を書き上げたこと、プレゼンを頑張って準備したこと、どれも大変だったでしょう。本気で取り組んだこらら経験はこれから先の人生できっと活きてきますので。

みなさん、お疲れさまでした!

懇親会 (多目的) を行いました

鹿島台圃場の及川さん (技能補佐員) をお招きして、昨年度の感謝を伝える会を催しました。同時に修士2年学生たち修論提出お疲れ様会、Tarneeさん歓迎会を兼ねております。

及川さんには鹿島台圃場の整備に尽力していただき、大変お世話になっております。「みんながどう動くかな、どうしたら使いやすいようになるかなと常に考えながらお仕事をするのが大切」と仰られておりました。見習うことがたくさんです。ありがとうございます!

タイから博士課程学生が訪問しています

昨日よりスラナリー工科大学 (Suranaree University of Technology, Thai) よりTarnee Phimphongさんが滞在しています。東北大ではVignaに共生するBradyrhizobium属根粒菌が持つType III effectorに関連する研究を行います。日本での滞在を楽しんでもらえるとよいですね。

花野さんの論文がPlant Biotechnology誌にて出版されました

当研究室の助教である花野滋さんの論文がPlant Biotechnology より出版されました。

イチゴはよく知られている果実ですが、バラ科植物の研究モデルとしても利用されています。本研究ではモデル植物である2倍体イチゴ (Fragaria vesca) のランナー (匍匐茎) から派生した子株を用いて、Rhizobium rhizogenesis を介した毛状根形質転換法を提案しました。この方法では、従来の種子生産やカルス形成を省略することが可能であり、また地上部 (特に可食部) への遺伝子改変を避けることが可能となります。

Shigeru Hanano , Koichiro Otake, Shusei Sato (2024) Rhizobium rhizogenes -mediated Hairy-root Transformation of Daughter Plants from the Model Strawberry Fragaria vesca’s Stolons. Plant Biotechnology [Link]


バイオサイエンスとインダストリー誌に研究紹介記事が掲載されました (番場)

5月にFEMS Microbiology and Ecologyより出版された論文についての紹介記事がバイオサイエンスとインダストリー誌 [2024 VOL.82 NO.6] に掲載されました 。記事タイトルは「植物の生育における土壌微生物と品種の相性」となります。ラボの研究に注目していただいてありがたい限りですね。