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入試情報

入学者選抜の方針・制度

アドミッションポリシー

 東北大学大学院生命科学研究科は,先端的知識と技術を駆使して生命科学の新領域 を開拓できる指導的研究者・技術者の育成を目指します。それとともに,生命科学の 基盤に裏打ちされた知識と技術を応用展開できる人の育成,生命倫理や環境倫理等の 素養を持つ人の育成にも力を入れます。このため,生命科学を専攻しようとする強い 勉学意欲と,その課程を修めるために必要な秀でた資質を兼備した学生を募集します。
 学生の受け入れにあたっては,一般選抜に加え,社会人特別選抜,帰国学生選抜, 外国人留学生特別選抜の枠を設けた入学試験を実施し,本研究科の教育目標に沿った 研究を行う強い意欲と,研究の遂行に必要な専門的知識ならびに優れた資質を有して いるかを重視して選抜を行います。
 
(博士課程前期2年の課程) 
 Ⅰ期試験の一般選抜試験では,生命科学の各分野についての専門的知識と充分な基 礎学力を評価する筆記試験を行います。
 自己推薦やⅡ期試験の一般選抜試験では,面接試験によって専門的知識と資質を評 価します。生命科学以外の分野を学んだ学生については,その学識を生命科学研究へ 活かす意欲も評価します。
 社会人特別選抜試験,帰国学生選抜試験,外国人留学生特別選抜試験はそれぞれの 特性にあわせて口頭試問と筆記試験を行い,専門的知識と資質を評価します。
 また,いずれの選抜試験でも,学問世界の共通語である英語の能力を筆記試験ある いは口頭試問によって評価します。筆記試験,口頭試問すべてにおいて本研究科で定 めた基準を上回ることを求めます。  なお,入学前に,専攻しようとする分野の専門知識や研究手法についてさらに学習 することを希望します。
 
(博士課程後期3年の課程)
 一般選抜試験,社会人特別選抜試験,外国人留学生特別選抜試験のいずれにおいても,口頭試問においてこれまでの研究内容と進学後の研究計画を紹介していただき, 研究の遂行に必要な専門的知識ならびに優れた資質を有しているかを評価します。また,学問世界の共通語である英語の能力について十分な基礎学力を求めます。
 なお,入学前に,専攻しようとする分野の研究動向についてさらに深く学習するこ とを希望します。
 

選抜方針

  1. 生命科学関連の学部(理学部生物・化学系、農学部、工学部生命科学系、薬学部、医学部など)卒業生の皆さんには、生物学又は化学の特定分野(例えば、有機化学、分子生物学、生態学など)についての深い知識を求めます。
  2. 数理科学、物理学、工学など、非生命科学系の学部や大学院で学んだ学生の皆さんには、異分野の学識を生かして生命科学を専攻できるような入学者選抜法を用意しています。
  3. 海外の大学を卒業した学生の方や、すでに社会人として生命科学関連の業務に従事した経験のある方にも広く門戸を開き、別枠での入学者選抜法を用意しています。
  4. 学問世界の共通語である英語能力については、十分な基礎学力を求めます。
 

長期履修生制度

生命科学研究科では、入学手続時に所定の願い出を行うことにより、長期履修学生として許可される制度があります。

前期2年の課程

職業を有している等 1)企業等の常勤の職員及び自ら事業を行っている方 2)出産・育児・介護等を行う必要がある方 3)その他本研究科において適当と認める方 の事情により、博士課程前期2年の課程の標準就業年限である2年を超えて一定の期間にわたり計画的に教育課程を履修し、修士(生命科学)の学位 を取得することを希望する場合は、合格者あてに追って通知する入学手続に関する通知に基づいて、入学手続時に所定の願い出を行うことにより、長期履修学生として許可される制度があります。ただし、4年を超えて在学することはできませんが、在学途中に、許可された当該在学期間について短縮を願い出ることもで きます。

なお、基本的には、通常のカリキュラム・授業時間割を使用し、教育・研究指導が行われます。

後期3年の課程

生命科学研究科では、入学手続時に所定の願い出を行うことにより、長期履修学生として許可される制度があります。

詳しくは募集要項の長期履修学生制度をご覧下さい。