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【学内向け】【集中講義2件のお知らせ】近藤 滋 先生(9月28日・29日)、田村浩一郎 先生(9月29日・30日)

【学内向け】【集中講義2件のお知らせ】近藤 滋 先生(9月28日・29日)、田村浩一郎 先生(9月29日・30日)

2020.09.15 09:30
【生命科学研究科 教職員および学生向け情報】
 
以下のように集中講義2件をZoomライブ配信により実施します。 貴重な機会ですので、みなさま奮ってご参加ください。 聴講を希望される方はメールでお知らせしたそれぞれの配信登録用URLから事前に登録してください。 登録後、当日の講義視聴についての情報がメールで届きます。
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【集中講義1:9月28・29日】
近藤 滋 先生(大阪大学大学院生命機能研究科・教授)
「材料の物理的性質によって変わる、体の建築様式」
 
Zoom配信登録用URL: メールをご確認ください
 
家を建てる場合、材料(材木、レンガ、鉄骨)に何を選ぶかで、建築工法が変わる。工法は、材料の物理的性質に依存するからである。生物の形態形成においても、同じことが言える。個体・器官の剛性は、細胞そのものではなく、細胞外の物理素材(CaPO4、CaCo3,シリカ、コラーゲンなど)によって維持されており、個体・器官の「形」は、それらの素材をどうやって組み上げるかにより決まるからである。本集中講義では、形態形成の主体を、材料としての細胞外マトリックスに置くことで見えてくる、後期発生における形態形成のロジックに迫る。 講義では、いろいろな形態形成現象を再現する計算機シミュレーションを実演し、また、その使い方を参加者に習得してもらいます。
 
<スケジュール概要> (授業の進行状況により変更される場合があります)
9月28日(月)9:00〜12:00 1:貝の形
       13:00〜17:00 2a:魚の模様とチューリング
             2b:ヒマワリのフィボナッチ螺旋
9月29日(火) 9:00〜12:00 3a:工務店方式の建築作業による動物の形態形成
            3b:昆虫形態の折り紙工法
 
 
問い合わせ先:杉本亜砂子(asugimoto(at)tohoku.ac.jp)
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【集中講義2:9月29・30日】
田村 浩一郎 先生 (東京都立大学理学研究科・教授)
「DNA塩基配列から学ぶ分子進化中立論と自然選択による進化」
 
Zoom配信登録用URL: メールをご確認ください
 
今年、2020年は、Hans Winklerが「ゲノム(genome)」という用語を作り出して丁度100年という節目に当たる。現在、ゲノムと言えばゲノムDNA塩基配列のことを指すが、DNA塩基配列が分からないころからゲノムを対象とした研究は行われてきており、そこから「分子進化中立論」も生まれた。「分子進化中立論」は、残念ながら「分子進化中立説」としてダーウィンの「自然選択説」に対するアンチテーゼとして理解されることが多いが、本当はゲノムと突然変異の研究から生まれた理論的基盤を有するものなのである。中立論を理解して、はじめて自然選択による進化も理解できると言うことができる。 本集中講義では、受講者に実際のDNA塩基配列の比較解析を体験してもらい、そこから分子進化中立論の背景を鑑みることによってその理論的基盤を理解しもらうことを目標とする。
 
<スケジュール概要>  (授業の進行状況により変更される場合があります)
9月29日:13:00~17:00 1:DNA塩基配列の比較解析から分かること ~塩基置換パターンと突然変異~
9月30日: 9:00~12:00 2a:DNA塩基配列の比較解析から分かること ~塩基置換パターンと自然選択~             2b:分子進化中立論の誕生と現在
     13:00~17:00 3a:分子系統樹を用いた分子進化解析
            3b:ゲノム進化と生物進化
 
 
 
問い合わせ先:占部城太郎 (urabe(at)tohoku.ac.jp)