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クロスアポイントメント教授の藤田香先生がZoomウェビナー「海の自然資本とESG投融資」に進行役としてご登壇されます。

クロスアポイントメント教授の藤田香先生がZoomウェビナー「海の自然資本とESG投融資」に進行役としてご登壇されます。

2021.07.27 13:00
6月1日付で生命科学研究科のクロスアポイントメント教授としてご着任された藤田香先生がZoomウェビナー「海の自然資本とESG投資」に進行役としてご登壇されます。
 
 
■Zoomウェビナー「海の自然資本とESG投融資」
 
●概要:2021年は、国連の生物多様性条約の第15回締約国会議(COP15)や、気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)など重要な国際会議が相次いで開催されます。SDGs(持続可能な開発目標)の目標14にもなっている「海の豊かさ」は、生物多様性や気候変動の課題と大きく関係します。海洋に金融機関も注目を高めています。自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)が正式に発足し、CDPは2024年をめどに海洋分野を対象に加えることを発表しました。 当連続ウェビナー「海の自然資本とESG投融資」では、豊かな海洋資源に恵まれた日本が、ブルーエコノミーに関するESG投融資に対してとるべき戦略を学びます。3回シリーズでお届けします。第1回は7月30日、第2回は11月末、第3回は来年2月の予定です。
 
●主催:シーフードレガシー
●後援:国連環境計画 金融イニシアティブ(UNEP FI)
●進行役:日経ESG・藤田香(東北大学教授)
●Zoomウェビナー、日英同時通訳
 
★お申し込みはこちらから↓
●参加費:無料
 
■第1回 2021年7月30日 「海の自然資本と投資家の動きを知る」
プログラム
16:00-16:03 主催者の挨拶 シーフードレガシー代表取締役 花岡和佳男
16:03-16:05 進行の説明 日経ESGシニアエディター兼、東北大学教授 藤田香
16:05-16:35 講演 WWF(世界自然保護基金) ルーシー・ホームズ氏
(TNFD設立団体の1つであるWWFのホームズ氏から、TNFDの最新動向や、海の自然資本について講演 WWFインターナショナル マーガレット・クーロー氏よりビデオメッセージ)
16:35-16:50 講演 ロックフェラー・アセットマネジメント社 ロランド・モリーリョ氏
16:50-17:05 話題提供 第一生命保険 アナリスト 久保友人氏
(水産加工会社へのサステナビリティ・リンク・ローンなどを紹介)
17:05-17:30 質疑応答と意見交換
 
■第2回 2021年11月末(予定)
「COP15とCOP26、生物多様性と気候変動がブルーエコノミーに及ぼす影響」(仮)
登壇者(予定)
・英国政府関係者、ないしはEU関係者
・欧州の金融機関
・日本の金融機関
 
■第3回 2022年2月(予定)
「TNFDと海の自然資本の最新の動き」(仮)
登壇者(予定)
・グローバルキャノピー(TNFD設立団体)
・欧州の金融機関
・日本の金融機関
 
登壇者のプロフィール
Lucy Holmes || WWF-US コモディティ・ファイナンス・チーム
シニア・プログラム・マネージャー。持続可能なブルーエコノミーの中で水産セクターに焦点を当て、資金の流れやインセンティブ、持続可能な資金調達メカニズムの理解、持続可能性への移行のためのビジネスケースの開発などを担当。WWFに入社する前は、プリンス・オブ・ウェールズの国際持続可能性ユニット(ISU)で海洋プログラムを管理し、持続可能なブルーエコノミーと持続可能な金融に焦点を当て活動していた。
 
Margaret Kuhlow || WWFインターナショナル サステイナブルファイナンス・グローバルヘッド
マーガレット・L・クーローは、WWFの金融業務責任者として、世界各国での金融セクターとの関わりについての戦略の指揮をとり、計画策定およびコンテンツ制作を率いている。WWFの前は、米国海外民間投資公社(Overseas Private Investment Corporation:OPIC)の投資政策担当副社長として、持続可能な開発目標への取り組みを指揮。米国政府のミレニアム・チャレンジ・コーポレーションの立案および立ち上げを行ったチームメンバーとして開発支援の経験もあり、大規模投資プロジェクトの環境および社会アセスメントのアプローチ策定にも貢献した。米国財務省では、グローバルなマクロ経済と開発の問題に取り組んだた。25年のキャリアの中では、長年にわたって開発途上国や新興国に居住・勤務し、持続可能な投資、プロジェクトの資金調達、および補助金交付など、幅広い分野での経験を持っています。ハーバード大学のジョン・F・ケネディー行政大学院で国際貿易・金融、政治・経済開発を専攻し、公共政策学の修士号を取得。
 
Roland F. Morillo || ロックフェラー・アセットマネジメント社 シニアバイスプレジデント
テーマ型投資のポートフォリオマネージャー。気候問題ソリューションストラテジーを含む同社の各種テーマ型株式商品のポートフォリオマネージャー業務を担当し、シニアESGリサーチ&エンゲージメントアナリストとして複数の部門にわたり尽力。ラトガース大学の環境経済学学士号
 
久保友人||第一生命保険 アナリスト。第一生命にて融資関係の業務に従事。メガバンクが組成する海洋資源保護に資するサステナビリティ・リンク・ローンの案件担当者。第一生命に入社後、総合審査部、メガバンクへの出向、債券部ストラクチャードファイナンスグループを経て、ファイナンス投融資部。
 
藤田香 || 日経ESG 編集シニアエディター、兼、東北大学教授。富山県魚津市生まれ。東京大学理学部物理学科卒。日経BPに入社し、「日経エレクトロニクス」記者、「ナショナルジオグラフィック日本版」副編集長、「日経エコロジー」編集委員、「日経ESG経営フォーラム」プロデューサーなどを経て、現職。生物多様性や自然資本、持続可能な調達、ビジネスと人権、ESG投資、SDGs、地方創生などを追っている。著書に『SDGsとESG時代の生物多様性・自然資本経営』など。環境省中央環境審議会委員、環境省SDGsステークホルダーズ会合構成員、環境省環境研究総合推進費企画委員、富山市SDGs未来都市戦略委員、さいたま市SDG認証審査会委員などを務める。聖心女子大学非常勤講師、富山大学客員教授。
 
花岡和佳男 || 株式会社シーフードレガシー CEO。2015年7月に東京で同社を設立。国内外のビジネス・NGO・行政・政治・アカデミア・メディア等多様なステークホルダーを繋ぎ、日本の環境に適った国際基準な地域解決のデザインに取り組んでいる。内閣府 規制改革推進会議 農林水産WG 専門委員、水産庁 広域漁業調整委員会 有識者委員、水産庁 水産流通適正化検討会議 委員、IUU漁業対策フォーラム / Anti-IUU Forum Japan 設立メンバー、Friends of Ocean Action メンバー、Global Sustainable Seafood Initiatives 運営理事、Global Seafood Rating Alliance メンバー、Conservation Alliance for Seafood Solutions メンバー、2019 Seaweb Seafood Champion Award リーダーシップ部門 受賞。