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植物の枝分かれ制御ホルモン「ストリゴラクトン」が植物でどのように作られるのかを解明

植物の枝分かれ制御ホルモン「ストリゴラクトン」が植物でどのように作られるのかを解明

2014.01.24 10:07

分子生命科学専攻 活性分子動態分野

山口 信次郎

 生命科学研究科の瀬戸義哉助教と山口信次郎教授は大阪府立大学大学院生命環境科学研究科の秋山康紀准教授との共同研究で、植物の枝分かれ制御ホルモン「ストリゴラクトン」の生合成における真の中間物質がカーラクトンであることを突き止めました。この成果により、ストリゴラクトンによる植物の枝分かれ制御機構をさらに詳しく調べることが可能になります。また、枝分かれは最終的に花や種子の数と質に影響を与えることから、農作物やバイオマスなどの増収研究に貢献することが期待されます。

掲載論文:瀬戸義哉、浅見慶(修士課程1年)、山口信次郎 他:Carlactone is an endogenous biosynthetic precursor for strigolactones.

プレスリリースは次のとおりです 

shinjiro※m.tohoku.ac.jp(※を@にしてください)