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研究分野

脳生命統御科学専攻 :
協力教員

研究

神経解剖学 分野

神経解剖学 分野

人体器官の構造と発生・機能との連関を基盤とした研究に加え、細胞レベルから分子レベルに至る病態生理の解明を目的とした研究を展開しています。とくに、脂質代謝が免疫系および神経系の恒常性制御に果たす役割に着目し、エネルギー代謝と細胞機能・分化・恒常性維持の相互関係を明らかにすることを目指しています。

また、神経変性疾患、悪性腫瘍、炎症性疾患などにおける脂質代謝の破綻に着目し、病態メカニズムの解明と治療標的の探索に取り組んでいます。本分野では、解剖学の視座から現代医学生命科学への学際的アプローチを推進しており、基礎医学研究の深化と次世代研究者の育成を両立させることを理念としています。
 

特色・実績

脂質栄養や膜脂質の再構成が神経細胞の可塑性、免疫細胞の機能制御、さらには腫瘍微小環境における細胞間相互作用に与える影響を解析しています。これらの研究は、遺伝子改変マウス、プライマリ細胞培養、オミクス解析、in vivoイメージングなどの先端技術を組み合わせて行っています。
研究室URL https://organ-anatomy.med.tohoku.ac.jp/

教員紹介

教授 大和田 祐二
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発達期栄養ストレスと疾患の関連メカニズム