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研究分野

分子化学生物学専攻 :
協力教員

研究

動的構造生化学 分野

動的構造生化学 分野

生合成された全タンパク質の約1/3は細胞内小器官のひとつ小胞体に挿入され、ジスルフィド結合の導入や糖鎖修飾を受けます。これら化学修飾は非対称なタンパク質構造の構築に不可欠な要素のひとつであり、細胞は化学修飾を介したタンパク質品質管理機構を高く保存してきました。我々の研究室では、生体が備えるタンパク質フォールディングにおける統合的理解を目指しています。また、生体が備えるタンパク質フォールディング補助システムの破綻が引き起こすパーキンソン病やアルツハイマー病、糖尿病など様々なミスフォールディング病の機序も追求することで、疾患メカニズムを明らかにしたいとも考えています。
研究室URL https://web.tohoku.ac.jp/okumura/

教員紹介

准教授 奥村 正樹
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〇 小胞体内蛋白質品質管理破綻から引き起こされる神経変性疾患の理解
〇 細胞内会合体形成の制御を司るシャペロンの理解
〇 ジスルフィド結合がタンパク質構造形成に及ぼす影響の理解