当研究室のArgen Adem Abdela (D3) の博士号審査会が行われました。博士論文のタイトルは「Characterization of plant colonization and diazotrophic growth by aerobic methane-oxidizing bacteria」好気性メタン酸化窒素固定細菌の生理学的特性やイネ根への定着に関する研究になります。おつかれさまでした!


東北大学 共生ゲノミクス Symbiosis Genomics
佐藤修正 Lab.
当研究室のArgen Adem Abdela (D3) の博士号審査会が行われました。博士論文のタイトルは「Characterization of plant colonization and diazotrophic growth by aerobic methane-oxidizing bacteria」好気性メタン酸化窒素固定細菌の生理学的特性やイネ根への定着に関する研究になります。おつかれさまでした!

2024年1月7日から9日にかけて,チェンマイ (タイ) で行われたアジア国際窒素固定会議に参加してきました。当ラボからは,佐藤先生が招待講演者,橋本さん (助教) およびCuiさん (D2)がポスター発表をしに参加されました。
Cuiさんは本会議で発表賞を獲得し,表彰されました。おめでとうございます。
「The molecular interaction between Lotus japonicus and Bradyrhizobium mediated by type 3 effector protein, NopM」


佐藤先生は「Updated information on legume experimental resources in NBRP Lotus/Glycine」というタイトルで日本におけるバイオリソース (ミヤコグサ・ダイズ) の紹介とそれらを活用した植物微生物相互作用の研究について講演されました。
橋本さんは「Plant root endophytic bacteria for mitigation of greenhouse gas from agricultural fields」というタイトルでイネ根に生息するメタン酸化細菌やダイズ根に生息する亜酸化窒素還元細菌に関する発表を行いました。


また,今回の国際会議ではエクスカーションが企画されており,チェンマイの農業試験場や植物園の見学も行いました。また,採れたての葉物とイチゴをいただきました (とってもおいしかった by 橋本)。


アジアの多数の研究者らと交流し,研究成果のシェア,およびより効率的な共同研究を目指した意見交換を行いました。大変有意義な時間を過ごすことができました。
研究室スタッフの千葉さんがはらこ飯を作ってくださったので,お昼ご飯にみんなでいただきました。鮭を炊くのもイクラをつけるのも自家製だとのことで,とってもおいしかったですね。学生たちもはらこ飯を食べたことのない子たちが多く,みなさん喜んでおられました。

当研究室の橋本駿 (助教) が大きな貢献を行った論文が2022年M&E論文賞に選ばれました。
Masayuki Shimamura, Takashi Kumaki, Shun Hashimoto, Kazuhiko Saeki, Shin-ichi Ayabe, Atsushi Higashitani, Tomoyoshi Akashi, Shusei Sato, Toshio Aoki. (2022) Phenolic Acids Induce Nod Factor Production in Lotus japonicus–Mesorhizobium Symbiosis. Microbes and Environments [Link]
本研究は東北大学と日本大学 (青木) が共同で主導したプロジェクトであり,本論文ではマメ科植物と根粒菌の初期認識に関連する化学物質を特定したという成果を示しております [授与理由]。おめでとうございます。

今年もイネが無事に生育し,稲刈りを行いました。イネ根微生物群集や収量のデータが複数年分得られたことになります。生育に携わったみなさま,ありがとうございました。どんな解析結果が得られるか楽しみですね。

夏の学会シーズンが終わりを迎えつつあります。本年度は日本植物学会と植物微生物研究会において,それぞれM1の小澤くんとD3のArgenさんが口頭発表を行いました。
小澤君は「イネ細胞質型グルタミン合成酵素1;2 (OsGS1;2) が根の微生物群集に与える影響の解析」というタイトルでイネの窒素同化に関連する遺伝子と根に生息する微生物群集の関連について報告しました。
Argenさんは「Rice root colonization by diverse methanotroph strains and the effect of oxgen on their nitrogen fixation activity」というタイトルでイネの根から採取されたメタン酸化細菌の酸素感受性など様々な特徴について報告しました。
二人ともお疲れさまでした!


鹿島台圃場にて作業をしてきました。本日の作業はイネのサンプリングとダイズ/ミヤコグサ区画の整備になります。イネのサンプリングは根微生物群集の経時変化を観察するために,今年はあと2回ほど行う予定です。これから植物個体が大きくなるにつれて,根の採集はどんどん大変になりますが,がんばっていきましょう!

当研究室の番場 (助教) の研究課題が山口育英奨学会学術研究助成事業に採択されました.研究題目は「マメ科植物-根粒菌共生関係における特異性を決定する遺伝基盤とその進化過程の解明」になります.本プロジェクトは,マメ科モデル植物ミヤコグサの中で特徴的な共生関係を築く野生系統のゲノム解析が主な目的となります.当研究室でのさらなる研究の発展が期待されますね.
本年度も東北大学鹿島台圃場にてイネの研究を行います。研究内容は水田における温室効果ガス (メタン, CH4) の削減に向けて,イネとメタン酸化菌との関係を調査するものです。メタン酸化菌はイネの根に存在する細菌の一種で,メタンを炭素源として成育します。効率的にメタン酸化菌を活用することで水田由来のメタンを削減することが期待されますので,イネとメタン酸化菌の共生機構に関する研究やメタン酸化菌の有効な定着方法の模索を行います。


当研究室の石川愛佳さん (M1) が第57回根研究集会にて優秀発表賞をいただきました。
発表題目は「サイトカイニンは外皮のスベリン化を介したイネのRadial Oxygen Lossバリア形成に関与する」。イネのような湿性植物は根からの酸素漏出を防ぐためにROLバリアを形成し,根端への酸素の輸送を可能としています。本研究発表はROLバリアの形成に重要な根外皮のスベリン化の強化に植物ホルモンであるサイトカイニンが寄与することを示したものになります。石川さん,おめでとうございます! (※本研究は石川さんの卒業研究での成果となります[福井県大・塩野研])
